【2022年新作】オメガ、それとなしに近づく

ヤクルトレディといい関係になっているオサーンです。

気が付けば2022年4分の1が過ぎようとしています。そして年度末の3月末にはロレックスの新作発表が “Watches & Wonders Geneva” で発表されるということで、興奮の波が日に日に襲ってきています。当然ですが、チューダーもこちらで新作発表となります。

ロレックスは基本的に年に1度、新作を発表して「また来年、会いましょう!」という感じなのですが、これはロレックスが他とスタンスが違うだけで、他の時計ブランドは1年の中でチョクチョク小出しにしてきます。

そんな中、ロレックスと双璧をなす有名時計ブランドのオメガが既に新作をいつくか発表しています。人気のクロノグラフ、スピードマスターも新作が発表されていて、ちょっと欲しい気もします。

しかし!

やはり時計の人気ブランドロレックスとはその入手困難度合いがオメガとは大きく違います。ロレックスの人気は今ではプロフェッショナルモデルだけではなくデイデイトデイトジャスト・入門機のオイスターパーペチュアルまでもが超入手困難となっています。特にオイスターパーペチュアルの人気は、当初の予想を遥かに上回るトップランクの入手困難度合いとなっています。

それはなぜか?

ポップでキャワイイからッ!

そうでしょう。このカラー文字盤を見て、「これは男らしい。ザ・ロレックスだ。」という印象をもって購入する人はごく少数だと思います。このポップさがロレックスという “堅牢で実用的” という印象のブランドとのギャップ、その他、ターコイズブルーティファニーっぽくて、それに輪をかけてパテックフィリップノーチラスが限定で正真正銘のティファニーダイヤルをぶっこんで来て、オークションに出品されて数億円で落札されたとか、周りで「やいのやいの」騒がしくなって一段と人気に拍車がかかった状態。

この状況をライバルブランドが指を咥えてみているわけではありません。少し前にもご紹介しましたが、ゼニスなんかは大人気モデルに似た感じのモデルをドシドシ投入して実際、人気を博しているようです。

オメガにはプライドがある。ロレックスとは違う、独自の視点でデザインするのだ。そんな期待を毎年抱きつつオメガを見ています。そして2022年オメガの新作を見て感じた。

「お前もか・・・」と。

2022年発表の気になったモデルをご紹介します。


Speedmaster MOONWATCH

ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル マスタークロノメーター クロノグラフ 42mm
¥4,433,000 / ¥3,135,000

「スピードマスター ムーンウォッチ」は、世界で最もアイコニックなモデルのひとつです。 6度に渡る月面着陸プロジェクトのすべてに携帯された伝説のクロノグラフであり、オメガのパイオニアスピリットを受け継いでいます。
第4世代のスピードマスターにインスパイアされた、18Kムーンシャイン™ゴールド製ケースとブレスレット(グリーンレザーストラップ)を備えた42mmのムーンウォッチは、サンブラッシュ仕上げの段差のあるグリーンPVDダイアルと“ムーンウォッチ”スタイルの針が特徴です。オメガ セラゴールド™製タキメータースケールを備えるグリーンのセラミック製ベゼルリングは、ドットオーバー90(90の上のドット)を採用しています。
ポリッシュ仕上げの18Kムーンシャイン™ゴールド製ケースバックにはダブル面取りが施され、「FIRST WATCH WORN ON THE MOON」の文字がブラックでエングレービングされています。ムーンウォッチはオメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー3861搭載し、特別な高級感をもたらす仕上げが施されています。

Omega HP より

大人気のグリーンベゼル文字盤に使用し、イエローゴールドのケース。これは素直に恰好いい。

頭にぼんやり浮かんだモデルがありましたが、ぼんやりなので何なのかはハッキリわからないんです、アセアセ

¥4,653,000 / ¥3,355,000

こちらのカラーも発表されております。クロノグラフということで、どうしてもデザインは似たり寄ったりってなっちゃいますよね。そこにオメガ独自のムーンシャイン™ ゴールドという素材を開発してオリジナリティーを出しています。恰好いいと思います。

 

Seamaster AQUA TERRA

アクアテラ 150m コーアクシャル マスタークロノメーター 38mm
¥770,000

すごく使いやすいスタンダードラインと言った感じのアクアテラ。そこに登場したのが、な、な、なんとカラフルな文字盤!!アレはマットなカラーだったのでここはちょっとサンレイダイヤルにして違うんだぞ感を出しているのか・・・5色ほど追加されています。

おぼろげに浮かんできたのが・・・

何なんだろう?ちょっとモヤモヤしてしまう。もう思い切ってマットなカラーで仕上げてしまったらいいのに・・・と思ってしまった。ここまでカラフル路線を追加したら、“二番煎じ” って言われるに決まってると思うんだけどなぁ・・・それならいっそのこと「忍法・ゼニスの術でええやん」って叫んでいるのは僕だけでしょうか?

せっかくカラーダイヤルだったら、くすんだ中間色ではなく、のようにビビッドに行って欲しかったのもあります。そしてマットな感じで完全に寄せ切った方が潔かったなぁ・・・僕的にはいい時計なのに残念に思っちゃいました。

 

アクアテラ 150m コーアクシャル マスタークロノメーター 34mm
¥770,000

こちらは男性も女性も使えるユニセックスなサイズの新作です。感想は同上です。

普段使いするのに重宝するモデルだけに、オフで使えるカラーダイヤルとしてハッキリとした色使いが欲しかった私の個人的感想でございました。


今回ご紹介したオメガの新作ですが、実物を見たわけではありません。HPからの印象を好き勝手に失礼を承知で述べております。なので実物を見て印象が大きく変わるかもっていう期待もあります。特に、ゴールドケース×グリーンスピードマスターなんて、絶対に恰好良いに決まってますよ。高くて手が出せませんが・・・