【A.ランゲ & ゾーネ】2021年新作発表 @ Watches & Wonders

各ブランドの新作発表が行われ、注目されるロレックスパテックフィリップが様々な印象をもって盛り上がっています。一方、スイスブランドではないヨーロッパのもう一つの時計大国、ドイツから最高峰ブランドであるランゲアンドゾーネも発表しました。

早速見ていきたいと思います!


ランゲ1・パーペチュアルカレンダー

カレンダー表示要素として、ランゲ独自のアウトサイズデイトレトログラード曜日表示閏年表示、さらにはダイヤルを取り巻く月次リングデイ・ナイト表示と一体になったムーンフェイズ表示を備えています。この新作は、直径41.9ミリピンクゴールドケースグレーシルバー製ダイヤルを収めたモデルと、製作数150本限定ホワイトゴールドケースピンクゴールド無垢製ダイヤルを組み合わせたモデルの二つのバリエーションが登場しました。

Ref.: 345.033

価格:11,968,000円(予価)

ランゲコーポレートカラーであるグレーのダイヤルピンクゴールドのケースが最上級ランゲ1を象徴しています。

完璧なバランスを持ったデザイン。妥協を許さない一つ一つのパーツが見る物を魅了しますね。

価格を見るとそう簡単に手を出せませんが、この作りを見てしまうと納得するんじゃないでしょうか。

Ref.: 345.056

価格:13,288,000円(予価)

ダイヤルはピンクゴールド無垢製です。針はロディウム仕上げゴールド製となっています。こちらは150本限定モデルとなっています。このサーモンピンクダイヤルが特別感を味わえますね。

めっちゃ上品です・・・うっとりします。

 

リトル・ランゲ1・ムーンフェイズ

リトル・ランゲ1・ムーンフェイズは、A.ランゲ&ゾーネのコレクションの中で機械式時計としての味わいと美観を両立するジュエリーのような存在として位置づけられます。ランゲ1・ムーンフェイズよりも直径が1.7ミリ小さなケースで、二つの新しいバリエーションを製作しました。どちらの時計でも、ダークブルーゴールドストーンダイヤルに無数の小さな星々が煌めき、ランゲ・アウトサイズデイトの下ではホワイトゴールド無垢製の月がその軌道を描きます。もう一つのバリエーションでは、ベゼルにセッティングした56個ブリリアントカットダイヤモンドの輝きがフレームのように魅惑的なダイヤルを包みます。ラメ光沢入りのレザーベルトホワイトゴールド製バックルを組み合わせ、時計全体を優美な印象にまとめ上げています。

Ref.: 182.086

価格:5,357,000円(予価)

リトル・ランゲ1というネーミングで、レディースモデルのような印象を持っている人もいるようですが、ケースサイズ36.8mmです。ジャパニーズのメンには、ジャストフィットなサイズ感の人が多いと思います。スポーツモデルのように回転ベゼルが付いているわけではないので、時計全体が大きく見えることもありリトルに感じることはないと思います。

憧れのアベンチュリンダイヤルランゲ1が合体!欲し過ぎます! “I Really Want It!” 思わずイングリッシュでシャウトしてしまいました!ゴールドストーン(紫金石)が文字盤を覆っているランゲ1・・・サイコー!

サイズ的に、男性・女性気にせず着けれるオールマイティなところもいいですね。

Ref.: 182.886

価格:6,743,,000円(予価)

ベゼルにブリリアントカットダイヤモンド56石トップウェッセルトンVVS約1.2カラット)をセッティングしています。

憧れの時計にベゼルが最高ランクの “VVS” のダイヤモンドですか・・・VVSとは、”Very Very Slightly Included” の略です。「10倍の拡大で確認するのが極端に困難 (VVS1) から非常に困難 (VVS2)な微小なインクルージョンがある」という定義の極めてハイグレードなダイヤモンドです。

もうこれ着けれたら貴族でしょ。

 

トリプルスプリット ピンクゴールドモデル

トリプルスプリットは、12時間まで2件の計測タイムを比較することができ、さらにラップタイムの計測もできる唯一の機械式時計です。例えば、マラソン、レガッタ、ヴィンテージカーレースのように数時間に及ぶイベントで、何件でもラップライムを6分の1秒単位で計測できます。2018年に発表されたホワイトゴールドエディションに続く2作目では、ブルーのダイヤルにロディウムカラーサブダイヤルを組み込み、ピンクゴールドケースに収めました。この時計を、製作数100本限定で展開します。

Ref.: 424.037

価格:20,240,000円(予価)

ダイヤルはシルバー無垢製です。ピンクゴールド製針ロディウム仕上げのゴールド製針ロディウム仕上げスチール製針およびゴールドプレート仕上げスチール製針が付いています。

雲上ブランドクロノグラフで、私は一番憧れているのがランゲ

クロノグラフをどう作る」だけではなく、「クロノグラフをどう見せる」という姿勢を感じます。芸術品ですね。ちなみにトリプルスプリットって何なの?って思う方もおられると思います。

普通、高級クロノグラフに搭載されるラトラパンテ機構スプリット機構)は、画像の黄色矢印↑クロノグラフ針が2本重なってりラップタイムを計れるようになっていますが、トリプルスプリットというだけあって、赤色矢印←30分積算計12時間積算計もスプリットしてます!

そんなにスプリットする必要ある⁉

って思いますが、この時計を買ったら用事がなくてもスプリットしますよ。逆に、

スプリットさせてください!


ロレックスチューダーのように身近ではないし、パテックフィリップオーデマピゲのようにスマッシュヒットなモデルはありませんが、しっかりと「ランゲの時計」と言えば思い浮かぶデザインがあります。そのデザインを継承しているランゲが私は大好きです。

手を抜かず、誠実な時計作りを感じさせてくれるA.ランゲアンドゾーネは日本人の私の感性を震わせます。いや、もしかしたらドイツ人の血を僕は引いているのかも・・・ないな。