ダイバーズウオッチの使い方を知ろう!

海だけに留まらず、日常生活やビジネスシーンでも最近では大人気のダイバーズウォッチですが、実際にダイビングで実用できる時計なら、その機能を知っておきたいですよね。知っていると何か得するってわけではないですが、本当にダイビングをする人なら知っておいた方が良いですよね。
ということで、ダイバーズウォッチの使い方を勉強していきたいと思います。


ダイバーズウォッチには、回転ベゼルが搭載されています。この回転ベゼル▽マーカーを使い、潜水に使う酸素ボンベの使用時間を一目でわかるようにするのが、回転ベゼルの目的です。基本的にダイバーズウォッチの回転ベゼルって、一番上(12時位置)に▽マーカーと呼ばれるポイントをセットしている人が多いですよね。その▽マーカーを、酸素ボンベの開始する時間の分針の位置に合わせます。

そうすることによって、酸素ボンベの使用時間が一目でわかることとなります。ここでこのベゼルが「逆回転防止ベゼル」が重要となります。これが逆回転防止ベゼルでなかったら、もしもの時に大変なこととなります。それはダイビング中、時計が岩や人、その他のモノとぶつかった際に、ベゼルが回転してしまうことがないとは言えません。時計回り(正転)してしまうと、酸素ボンベの使用可能時間が本来の時間よりも長く表示してしまうこととなり、事故になります。

本来なら回転ベゼルの「20」の位置で終了の予定だったのに、これが時計回りに動いてしまうと、

もう酸素ボンベ残量が終わるはずなのに、まだまだ「20」まであるので、勘違いしてしまいます。まぁ、ここまでベゼルがダイナミックに動くことはないでしょうけど・・・

そしてもう一つ有名な機能がダイバーズウォッチには付いています。それは、深海での作業を可能とするモデルに搭載されている「ヘリウムガスエスケープバルブ」です。これは深海での作業従事者の為に開発された機能であり、時計の破損を防いでくれます。

ヘリウムガス自動排出タイプ

そしてこの深海への潜水を、「飽和潜水」といいます。
飽和潜水」とは空気中に含まれている成分の中で酸素は約20%であり、約80%が窒素となります。普段人間は窒素を吸って生きているといっても過言ではありません。しかしこれが水中ではこの窒素が毒となりますし、地上へ上がろうとするときに体内に入り込んだ気体が膨張し、血管を詰まらせる血行障害を起こします。呼吸では窒素を吸っていますが、酸素を取り込んで生きています。不必要なモノは吐き出しています。が、深海の高水圧下では体に吸収されていきます。不必要な窒素が体内に大量に入り込み身体に大きなダメージを与えます。生体組織に吸収されるガスの量というのは一定量決まっており、それ以上は体内に溶け込まないようになっています。これを応用して不活性ガスであるヘリウムガスを他のガスよりも多く体内に溶け込ませ、それ以上は体内に他のガスが溶け込まないようにして潜水するのが「飽和潜水」です。このヘリウムガスを取り込むのに、特殊なカプセルのようなものに入ってヘリウムガスを体内に加圧します。

しかし時計内部にもそのヘリウムガスが入り込みます。このヘリウムガスを出さずして上がろうとすると、このヘリウムガスが時計を破壊します。そのためにそのヘリウムガスを排出する機能が必要となります。それか「ヘリウムガスエスケープバルブ」です。

上にある画像や、ロレックスシードゥエラーなどは自動排出タイプなので何もしなくてもいいのですが、実は手動タイプも存在します。それがこちら。

オメガシーマスターなどは、手動バルブとなっています。これはこれで、ちょっと格好いいですね。

ということで、「回転ベゼルのことは知ってるわい!」とお思いの方、すいませんでした。これは極々基本的なことですね。しかしヘリウムガスエスケープバルブのことは、なかなか知らない人もいるみたいですので、ご了承くださいませ。

 

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