早くも “SOLD OUT” と言われているブライトリング新作

今はどこにも時計を見に行ける環境ではなく、自宅で待機するのがベストと言われています。それもこれも、新型コロナウイルスの猛威が留まるところを知らず、世界中で打撃を与え続けているからです。

そんな折、各時計ブランドは2020年の新作をオンラインで発表する動きとなりつつあります。我々の大好きなロレックスチューダーなどは今のところ無期限の延期となっていますが、高級時計の巨大グループの一つ、リシュモングループも予定していた『Watches and Wonders』の開催日程である4月25日にライブオンライン発表を行うとしており、私にも愛する” A.Lange & Söhne” からメールが届きました。

 

そして新作発表をオンラインで一足早くしているブライトリングをチェックしていると、こんなお話を耳にしました。それはイギリス最大の時計販売店であり、2018年にはアメリカ・ニューヨークにも進出した “Watches of Switzerland” のCEOであるブライアン・ダッフィーが、このほど新作発表されたブライトリングについて語った注目モデル。ちなみにこの “Watches of Switzerland” は、ロレックスの正規代理店でも幅を利かせています。

 

さて、その注目モデルはというと、こちら!

Breitling Superocean Heritage 57 Rainbow

です。そう、「レインボーカラー」の限定250本スーパーオーシャンです。ご覧になってお分かりかと思いますが、ロレックスデイトナにある「レインボー」や、オーデマ・ピゲロイヤルオークにある「レインボー」とは全く違います。

これらの「レインボー」は、サファイヤなどの宝石を使った煌びやかな“超”高級レアモデル。一方今回ご紹介のブライトリング・スーパーオーシャン ヘリテージ ’57 リミテッドエディション レインボーは、一切の宝石を使っていません。ただ、インデックスや針にレンイボーカラーを使っているだけのモデルです。ということは、リーズナブル(な価格)なんです。

でも、それで良いんです。で、先ほどの “Watches of Switzerland” のCEOであるブライアンが語ったのは何かというと、彼らが入荷する本数が何本かは知りませんが、予約開始数時間で完売したと言っています。

ブライトリングCEOであるジョージズ・カーンも「一番のサプライズは、”レインボー” だ。」と言っています。今回の新作発表は、バーゼルワールドに代わってデジタルメディアに取って代わったのですが、良作があれば問題ないってことを証明していると思います。

カーンはこのレインボーのスタートダッシュを見て、次は「ブルーを配色したモデル」を考えているようです。その作戦が成功するかどうかは、ちょっとわかりませんが・・・

今のところ日本のサイトを見ている限り、オンラインでの予約を受け付けているようですが、みなさんどうですか?限定250本は確実に売り切れると思います。

価格

610,500円(ステンレスブレスレット)

577,500円(カーフ・バックル式)

555,500円(カーフ・穴留め式)

限定:250本

 

キャリバー Breitling 10
ムーブメント 自動巻
パワーリザーブ 約42時間
振動数 28,800回/時
石数 25石
ケースバック ねじ込み式
防水性能 100 m
ベゼル 両方向回転ベゼル
リューズ 非ねじ込みロック式, 2ガスケット
ガラス ドーム型両面無反射コーティング済みサファイアクリスタル
直径 42.00 mm
重量(時計本体のみ) 0.0 g
ストラップのサイズ 20/18 mm