【ロレックス】オシャレ?成金?イエローゴールドの魅力に迫る
- 2020.11.08
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今では様々な配合により、金(ゴールド)は俗にいう「金色」だけでなく、ホワイトゴールドやピンクゴールドといった、様々な色を出せるようになっています。しかしやっぱり金と言えば当然イエローゴールドが定番。その華やかな黄金色は人々を魅了し、呪いがかかったように虜となる人も多いといいます。私もその一人です。
しかしその大きく目立つ色が、「いやらしい」とか「ガラが悪い」というイメージを持っているのも事実。私もかつてはそう思っていました。でもやっぱり “金=イエローゴールド” というイメージが私にはあります。
今回は、ロレックスのイエローゴールドモデルに限定してご紹介したいと思います。
Daytona
Ref.6263
今や完全に手に届かなくなった手巻きデイトナの頂点、ポール・ニューマンのイエローゴールドモデルです。このモデルはオークションに出品されると、2000万円~1億円となることも。世界のセレブが大金を叩いて今では購入しています。
「Ellen(エレンの部屋)」で有名なアメリカのTVタレントでありセレブの、エレン・デジェネレスも2019年に購入(Ref.6241)。
現実的に買える時計として、Ref.116508 があります。
Ref.116508 Green
定価約390万円の現行モデルながら、デイトナは素材を問わずかなり入手困難。特にロレックスのコーポレートカラーであるグリーンダイヤルのデイトナは、他のダイヤルからの交換ができなくなったこともあり、500万円~600万円という市場価格。今後の価格動向が非常に楽しみなモデルでもあります。
全くもって、”いやらしさ” がないと思います。
GMT Master
Ref.1675
ヴィンテージロレックスの中でも、人気なのがGMTマスターです。特に金無垢はブラウン一色のベゼルのモデルがあり、今ではかなりレア。300万円~1000万円ぐらいで見つけられるかと思います。
4桁リファレンスのモデルは数かかなり少なくなっており、その中でもゴールドはかなり少ない印象です。しかし5桁モデルでも存在しているので、粘り強く探せば、良い個体と巡り合えるかもしれません。価格は高いでしょうが・・・
Ref.16718
GMTマスターIIとなり、イエローゴールドモデルはしばらく存在していましたが、今では現行モデルはなくなってしまいました。特に Ref.116718LNのマットグリーンのダイヤルは、徐々に価格が上昇しています。
ブラウンベゼルにイエローゴールドは、ギラギラ感が凄いですね。
Ref.116718LN
2017年あたりまでは300万円を切る価格で出回っていましたが、今では400万円辺りとなっています。しかし今のロレックスの金無垢モデルの定価を考えると、まだお得なのかも知れません。
カジュアルなファッションにも問題なくフィットしています。
Submariner
Ref.1680
昔から人気のサブマリーナは、SSヴィンテージモデルをみているとかなり多くのバリエーションを持っている。しかしゴールドに至っては、それほど市場でみかけることがなく、この先大きく価格が高騰する可能性を感じます。特に4桁リファンレンスのゴールドモデルは、かなりレアだと思われます。
写真はRef.16618ですが、ヴィンテージの “青サブ” はダイヤルが変色してパープルになっている個体が存在しています。他のヴィンテージロレックスもそんなカラーチェンジを楽しめるが、こんな綺麗な変化を楽しめるのは、サブマリーナならではだと思います。
Ref.126618LB
現行モデルのRef.126618LBは、税込みで約390万円。入手も今ではなかなか難しいが、探せば正規店購入も可能かと思います。ただ、今のところ市場での価格がそれほど高くないというのもあり、手を出しづらい部分もあります。
しかしこのイエローゴールド×ブルーというカラーコンビネーションは古代のエジプトを感じさせる魅力的な配色で、凄くオシャレに映える時計だと思います。
Datejust
Ref.1600/1601
ヴィンテージロレックスには、今ではないイエローゴールドデイトジャストがあります。価格は100万円台~数百万円となっており、今では個体数がかなり少なくレアとなっています。革ベルトが装着されているモデルなら、比較的見つけることができるかもしれません。
Ref.6609
via chrono24
これは極めて珍しい回転ベゼルを備えたサンダーバードこと、ターノグラフの金無垢です。しかもこの個体に使われているブレスレットは、”Brick Bracelet(レンガブレス)” といわれるかなりレアなブレスレットが付いています。
via chrono24
こういった非常に珍しい個体も、金無垢モデルならではかと思います。
Day Date
Ref.18038
最後はロレックスの最高峰、デイデイトです。元々デイデイトにはゴールドかプラチナの設定しかないのですが、ダイヤルバリエーションは豊富にあります。ヴィンテージロレックスの中には、画像のような本物の木を使ったダイヤルや、メテオライト(隕石)を使ったダイヤルがあります。メテオライトは今でもいくつかのモデルで採用されていますが、ウッドダイヤルは今は作られていませんので、結構人気が高くなってきています。
木目のパターンも様々。一点物のダイヤルということで、イエローゴールドとの相性もバッチリです。
Ref.1803
シンプルなブラックもかなりイケメンです。これはオニキスという瑪瑙(めのう)の一種です。これは結構大人の雰囲気を醸し出しており、めちゃくちゃ格好いいと思います。
実は気付かないだけで、イエローゴールドの時計を着けている人って身近にいたりするものです。時計だけが浮いてしまうことなくファッションに馴染むんです。そう、そこのあなた。心に眠っている「イエローゴールド、実は一回着けてみたい」という欲望を解き放ってはいかがでしょうか?
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