【超お宝】ポールニューマン デイトナ見つかる!

最近は用事で他の部署に行っても、「あれ?俺、何しに来た?」と物忘れが激しいオサーンです。陰では恐らく「おい、また課長が徘徊してるよ。」と言っていることでしょう。

世の中には財宝が眠っているもんですね。「まさか…」と思うようなモノが。しかもそれが、「ROLEX OYSTER
‘PAUL NEWMAN’ 6263 」となれば、世界的なニュースです。これも、「物忘れ」なのか?そうでなければ、ありえない。

以前、中古のソファを購入した人が、そのソファの隙間から「デイトナ ポールニューマン」を発見したというニュースがありましたが、今回もド肝を抜かれる、「それ、売ってくれ!」と言いたくなるモノです。

時は1970年代。”“は、アメリカ空軍所属で、タイ1973年から1975年まで駐留していた。まさに私が生まれた頃のお話ですが、その”“は、当時の航空会社である”エアアメリカ“や”コンチネンタル“のパイロットはみな、ロレックスを着けていることを知っていました。

これがその”“。雰囲気あり過ぎ野郎です。

1974年の暮に注文、購入のキッカケはスキューバダイビングだそうです。ロレックスなら良いだろうと思って買ったモデルが何とこれ、「ROLEX OYSTER CHRONOGRAPH “PAUL NEWMAN” Ref.6263」 でした。年が明けて1975年4月に購入できたそうだが、ロレックスを知らないからチョイスできたモデル。知っていれば、普通は「サブマリーナ」を選ぶだろう。

さて、購入したは良いものの、スキューバダイビングには不向きなモデルと言うことがわかり、結局、時計はもちろん、箱・ギャランティ・購入時のレシートなど全ての関連するモノを仕舞い込んでいたようです。

これだけの購入時の記録が完璧に揃っているのも、奇跡に近いですね。

当時の購入価格は、軍の嗜好品販売店割引の10%があり、345.97ドル。1970年代当時のレートですが、高い時期で「$1≒¥300」だったとして、約10万円。ヨダレが止まりません!

当時の記憶を辿ると、彼の月給が約300ドル〜400ドルだったと言います。当時の”“の月収ぐらいの相場だったみたいです。

ケースバックのシールも、まだ生きています!

そしてこれだけの一品、お値段はどのくらいなのだろうと興味がありますが…

約500,000ドル〜約700,000ドルと見られております。日本円にして5,500万円〜7,700万円位だと言われています。
しかし今の世界的な高級時計ブームなら、オークションに出品されたら「」でも何ら不思議ではありません。

クラスプには、「1971年製」の刻印。内箱、外箱、冊子も全て揃っているのですが、極めつけは、ギャランティペーパー

実は全くの未記入なんです!これも極めて珍しい。購入店や日付どころか、モデル名やシリアルナンバーすら記載されていないブランクペーパーです。

今では考えられませんが、こんなザックリとした感じで売られていた時代では、まさか45年後にロレックスがここまで変貌するとは思っても見なかったでしょう。

あなたの時計、約半世紀ほど手付けずで置いておくと、良い事あるかも知れませんよ。