ロレックス(デイトナ)の年間製造個数を考察する

ロレックスは年間にどれだけ時計を作っているのか、疑問に思っている人は数多いと思います。オサーンもその一人です。高級時計ブランドの売り上げランキングを考えてみると、ロレックスが堂々の1位となっているということは想像できると思います。その流れで考えてみると、これほどまで人気モデルが枯渇しているということは、製造個数自体も少ないと予想できます。答えは・・・

「そんなに多くない」

ということです。実はご存知の方も多いとは思いますが、ロレックスは製造個数を公表しておりません。ちなみに、製造終了したモデルについても、公表しておりません。カタログから消えたモデル、入荷をしなくなった時点で「終了した」と”みなす“わけです。いわば、民法の失踪宣告のようなものです。ちなみに日本では「不在者(人間)の生死が明らかでなくなってから7年間経てば、”死亡した”」とみなされます。勉強になりましたでしょうか?

テメェ、ナメてんぢゃねーぞ!

と言う声が聞こえてます、はい。なので、ザックリではございますが、ロレックスの製造個数について考察したいと思います。まず一番の手がかりとしては、”クロノメーター検定試験“を受けている時計の年間本数を知ることです。”クロノメーター検定試験“とは、公的機関、スイスクロノメーター検定協会COSC : Controle Officiel Suisse des Chronometres)が、厳しい精度テストにパスした高精度な”ムーブメント“に与える認定のことです。ロレックスの製品として出回っている個体は、全て試験を受けております。

ロレックスの文字盤には”SUPERLATIVE CHRONOMETER“とプリントされています。「最上級のクロノメーター」と誇らしげに自慢しております。そしてこの試験にパスした数量を、検定協会の”COSC”が発表しています。もちろんこの試験にはロレックス以外のブランドも受けております。

では、年間どれぐらいの数が試験をパスしているのかというと、実は約150万本ほどあります。ここからは推測となりますが、年間の売り上げからみていても、明らかにロレックスが群を抜いています。恐らくこの半分程度はロレックスが占めるのではないでしょうか?オサーンの希望込みで考えてみますと、”半分強“がロレックスと概算して、80万本ほどと考えます。そしてドレスラインスポーツラインと二分すると、「4:6」ぐらいの比率が望ましいですよね。スポーツラインに当てはめてみると、

80万本×60%=48万本

というわけで、ドレスライン32万本スポーツライン48万本となります。

ではここで、現行のデイトナを考えてみます。プロフェッショナルモデル(スポーツモデル)の種類は計算しやすいように考えてみて10種類だとします(実際はもっとありますが)。これを均等に分けてみると、

48万本÷10種類=4.8万本

1つのスポーツモデルの生産数が年間4.8万本(計算しやすく約5万本)となります。デイトナステンレスモデル金無垢・コンビなどステンレス以外の製造比率を「4:6」と仮定してみます。ステンレスモデルの数は、

デイトナ総数約5万本×ステンレスモデル40%=2万本

ステンレスモデルデイトナは年間2万本となります。

最後に正規販売店の数を考えたいと思います。店舗の規模でロレックスの入荷数量はもちろん様々ですが、ここは全て平等と仮定します。正規店の数ですが、数えればいいのかもしれませんが、世界のロレックス正規店ってめっちゃあります(笑)。アメリカだけでも、数えきれないです。

この王冠マークのところは1店舗ですが、「+」になっているところは複数店舗があります。日本だけでも50店舗と計算し、南北アメリカ大陸、アジア各国、ヨーロッパなどを含めますと、500店舗ぐらいでしょうか。

デイトナ2万本÷500店舗=40個 です。

均等に分けて年間1店舗40本です。月換算で約3本。恐らく日本のほとんどの店舗で月に3本は入らないでしょう。多くて2本というところでしょう。アメリカの一部地域やドバイなどの大型店舗に入荷数が多くなるのは当然なので、この少数のデイトナを取り合う訳です。

なおかつ、「ホワイトダイヤルのステンレスデイトナが欲しい!」となると、もうお分かりですね。月に1本の入荷があるかないか、普通規模の店舗で、年間10本もないとなるとかなりのハードルとなりますね。しかもデパートに入っている店舗がほとんどであり、このデパートには、「外商」と呼ばれる金持ちを対象とした”お得意様“が存在します。そのデパートの外交員が、直接”お得意様“の希望の商品を取り寄せて、家まで持っていくというシステムです。人気の商品、ロレックスだけではなくエルメスルイヴィトンなど、人気ブランドのレアなモデルは、入荷後にはまず”お得意様“を抱えている「外商」流れるのが普通です。なので、正規店で入荷もしているけれども店舗に並ばないのは、入荷後に「外商」が抑えてしまうという”悪しき習慣“があるためでもあります。

オサーンの財力では「外商」に登録しようとは思いません。年間数百万の買い物をする人が基本です。人気スポロレが確実に買えるなら価値はありますが、そればかり買えるわけでもないので・・・どうもこのシステムが、「無課金ユーザーと課金ユーザー」がゲーム上、同じ土俵で戦うスタイルに感じてしまうのはオサーンだけでしょうか?

オサーンは無課金ユーザーなので、正規店を足で稼ぎます。それが無駄ではないことをこれからも証明したいと思っております。皆さんも、このバトルを諦めずに戦えますか?そんな世界なのですね、ロレックスって。