【ロレックス】2020年新作モデルのご紹介
- 2020.09.03
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はじめに
待ちに待った2020年の新作発表が9月1日に行われました。日本時間午前7時、ロレックスのHP上で新作がズラ~っと出てきたのですが、ティザーや製造期間などを考慮すると、大方の予想通りの結果となったというのが、一般的な感想ではないでしょうか?
しかし私は異論を唱えたい。新作の予想って、どうしてもプロフェッショナルモデルの俗にいう “規制モデル” と呼ばれる人気者の予想がメイン。しかもティザーをみると、サブマリーナだということがほぼ断定できる。
でもですよ。毎年そのプロフェッショナルモデルだけではなく、クラシックモデルも新作発表(モデルチェンジ)が行われているんです。ここでピッタリ当てなくともニアピンに持っていける人こそが、真のロレックス愛好家と言えるのではないでしょうか。
私はというとですね・・・全く予想だにしていなくて空振り状態でした。
では、2020年の新作をサラッとご紹介したいと思います。また、各モデルは後々取り上げてみたいと思います。
Submariner
こちらが今回、新しくなったサブマリーナ全8モデルです。
ステンレススティール製 Ref.124060 (左)/ Ref.126610LN(中央) / Ref.126610LV(右)
イエローゴールド×ステンレススティール製 Ref.126613LB(左)/ Ref.126613LN(右)
18K YG製 Ref.126618LB(左) / Ref.126618LN(中央) / 18K WG製 Ref.126619LB(右)
2020年新作の一番の注目株であったプロフェッショナルモデルは、サブマリーナでした。ブルーのSSモデルが登場するのでは?との期待もありましたが、その期待通りにはならず、蓋を開けれ見ればハルクと呼ばれるグリーンサブマリーナはダイヤルがブラックになり、カーミットと呼ばれるベゼルのみがグリーンのモデルへと逆戻りしました。
ホワイトゴールド無垢であったスマーフと呼ばれる青サブも同様に、ダイヤルがブラックとなりベゼルのみがブルーということになりました。
また、時計内部のメカも新しくなりました。耐磁性もアップし、48時間パワーリザーブから近年のスタンダードである70時間へと大幅アップとなっています。
そしてもっとも注目すべき点は、ケースサイズです。従来の40mmから1mmほどサイズアップし41mmとなりました。これには結構批判的な意見も多く出ています。私個人の感想ですと、”圧倒的今更感” といったところでしょうか。
しかしそこはラグのシェイプアップなど、形状を見直すことによって1mmのサイズアップを感じさせないようにしている・・・え?そうなのか?じゃ、サイズアップする必要あったの?と思うのは私だけでしょうか?この辺りは、謎です。
Sky Dweller
今回のスモールサプライズなのは、スカイドゥエラーのレザーストラップからオイスターフレックス化です。スポーツモデルという認識で良いのでしょうか?
YG×オイスターフレックス Ref.326238
RG×オイスターフレックス Ref.326235
基本的な変更はなく、レザーストラップだったモデルをオイスターフレックスにすることによって、コスモグラフデイトナの後を追おうとしているのかも知れません。今や大人気の “オイフレデイトナ” も、以前はレザーストラップでした。これにより、若い世代のお金持ちにも浸透させようとする狙いなのかも知れません。
Datejust 31
ロレックスが好きでも、実際はそれほど縁のないレディースデイトジャストにも、新作が出ました。この辺りのモデルは、ベゼルやダイヤルカラーのバリエーションも豊富です。ホワイトゴールド・ロレゾールとなります。
Ref.278384RBR(左) / Ref.278274(中央左) / Ref.278274(中央右) / Ref.278274(右)
美しいパープルのダイヤルは、6時のローマ数字にダイヤモンドがセッティングされていたり、ベゼルにダイヤモンドがセッティングされていたりと、価格も幅があります。ジュビリーブレスレットとオイスターブレスレットからのチョイスなど、組み合わせが楽しめるモデルですね。
Oyster Perpetual
ロレックスのエントリーモデルで、根強い人気を誇っているオイスターパーペチュアル。この辺りは、普段はあまり注目されないところではありますが、私にとって2020年ロレックス新作モデルでは、良くも悪くもNo.1ビッグサプライズでした。
シルバー(左) / ブライトブラック(右)
左から、イエロー / グリーン / ターコイズブルー / コーラルレッド / キャンディピンク(41mmなし)
まず最初に私にとって残念な変更点です。それはサブマリーナでも触れましたが、ケースサイズです。今回から41mmが登場しました。ケースの大型化は昨今のトレンドかも知れませんが、それにしては少し遅いし、何よりも(平均的な)日本人に丁度いいと思われる39mmというサイズを廃したことです。これは非常に残念です。41mmの登場は良いとして、39mmを無くすのは・・・
反対に良いサプライズというのは、このダイヤルカラーです。攻めてませんか?こういうのを私は待ってました。確かになくなってしまったホワイトやレッドグレープも良かったのですが、既存のロレックス好きが食指を動かすモデルではなかったと思います。
しかしこの奇抜とも思えるダイヤルカラーは、新たな一面を見せています。上段のブライトブラックとシルバー、新色ではないですが、ブライトブルーは今まで通りエントリーモデルとして十分に活躍してくれるだろうし、下段のカラフルな新色に至っては、今までになかったような色に惹かれる既存のロレックスマニア(コレクター)にも、購買意欲を掻き立てる何かがあるように思われます。
しかし、オイスターパーペチュアルは、41mm/36mm/34mm/31mm/28mmと5つのケースサイズがラインナップされていますが、全てにこのカラーがあるわけではないので、注意が必要です。
あとがき
毎年のように、ロレックスのノーマルホームページでは紹介されないワンショットモデルである宝飾系プロフェッショナルモデル(例えば、デイトナRef.116588TBRなど)が、今年はありませんでした。理由は何かわかりませんが、世界情勢を見ているのかも知れませんね。
さて、今回のロレックスの新作発表はどうだったのでしょう?正直言って、私は例年のような衝撃を受けませんでした。逆に私にとっては、「なんで?」と思うような変更がありました。絶対時計メディアの人も思っている人がいるはずなんですけどね。言えないから可哀想だな。
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