【ロレックス新作】パーペチュアル 1908

2023年は新モデルが登場しました。長年、ロレックスのコレクションにラインナップされていたチェリーニがディスコン、新たにパーペチュアル1908に置き換わる形としてデビュー。ロレックス創業者であるハンス・ウィルスドルフが「ROLEX」を商標登録したその年が1908年。

実は今回、このモデルが発表される数日前に商標登録されたのを見つけてしまい、「新作は “PERPETUAL 1908” って名前なんだな」ってことはわかっていました。でもどんなデザインでどんな機能なのかまではリサーチできませんでした。

2023年3月14日に登録されている

このモデル、見た目はクラシックだが当然最新の技術が注ぎ込まれております。新型キャリバー 7140 が搭載され、ケースサイズ39mm、素材はイエローゴールドとホワイトゴールド、文字盤はホワイトとブラックとなっており、4つのバリエーションが今回登場しました。

前記しました通り、ケースサイズ39mm・厚さは9.5mmで50mの防水ケースはポリッシュ仕上げ、ベゼルはドーム型でそのエッジはフルーテッド加工が施されており、ラグは人間工学に基づいた曲線を描いています。文字盤は、ロレックスが1931年に登場させた初代オイスターパーペチュアルからインスパイアされてます。

初代オイスターパーペチュアル

分針は剣のような、時針は特徴的な丸く肉抜きされた型で、文字盤には二重反射防止コーティングがされたドーム型サファイアクリスタルでプロテクトされています。

そしてここからがロレックスが今回新しく採用した大きな変更。そう、裏スケを採用しました。

ゴールドのねじ込み式ケースバックには同様にサファイアクリスタルが装備、最上級クロノメーター認証を取得したた新型キャリバー7140を拝めるようになっています。ロレックスが開発・製造したこのムーブメントには、特許取得済みのクロナジー脱進機とシロキシシリコン製ヒゲゼンマイが組み込まれています。パラフレックスショックアブソーバーにオシレーターが取り付けられ、衝撃にも強く設計されています。ローターも肉抜きされており、ボールベアリングが備わった18Kイエローゴールド製で66時間のパワーリザーブを実現しています。

 

アリゲーターストラップは、イエローゴールドにはブラウン、ホワイトゴールドにはブラックがセッティングされており、内側はグリーンのカーススキンとなっております。

そしてクラスプはもちろんゴールド製で、ダブルフォールディングクラスプが採用されています。

いや、もうこれドレスウォッチ好きにはツボにはまっている方も多いのじゃないでしょうか?薄くて裏スケ、雲上への足掛かりとなるモデルに感じます。

ケース径 39mm
ケース厚 9.50mm
ケース素材 18ctイエロー/ホワイトゴールド ポリッシュ仕上げ
ベゼル ドーム・フルーテッド
リューズ 18ct ゴールド・ドーム型
クリスタル 傷防止サファイア
耐水性 50m/165フィート防水
キャリバー 7140
機能 時針、分針、スモールセコンド(6 時位置)
振動子 特許形状のシリコン製シロキシ・ヘアスプリング
高性能パラフレックス ショック・アブソーバ
パワーリザーブ 約66時間
ブレスレット素材 アリゲーター
クラスプ 二重折り畳み式デュアルクラスプ
認定 高精度クロノメーター (COSC、ケーシング後にロレックス認定)
価格 イエローゴールド:2,619,100円(税込)
ホワイトゴールド:2,768,700円(税込)