【ロレックス】2020年ティザーが出たので大胆予想してみる

私も利用させていただいているSNSであるツイッターでは、8月25日に湧き上がっていましたね。そう、新型コロナウイルスの影響で新作発表は2021年に延期と言われていたロレックスですが、7月上旬に私の知り合いから「9月1日に何らかの発表がある」と聞いておりました。なので、「とうとうキター!」という感想です。その時の記事はこちらです。

聞いていたとはいえ、やはり秘密主義を貫くロレックスの情報は噂レベルであり、その情報の信憑性は発信した私自身も「ホンマかいな?」と思っていた次第でございます。

前置きはこの辺りにしておいて、9月1日に新作発表がされるというそのティザー(teaser)と呼ばれる毎年恒例の「臭わせ広告」をご覧ください。

 

この投稿をInstagramで見る

 

New Watches 2020 Unveiling 1 September #Rolex #NewWatches2020

ROLEX(@rolex)がシェアした投稿 –

♪くり返す~このチラリズム♪ とパフュームが歌っていたとか、いないとか。それにしてもロレックスSっ気タップリな会社だなぁと思わされます。だけどもね、私も嫌いじゃない。攻められるのも攻めるのも好きです。

では、予想に入りたいと思います。映像を観る限り、”” のイメージを完全に見せつけてきています。この映像からどんどん引き映像となって時計の全体像が見えた時、エアキングGMT、ましてやスカイドゥエラーという “” をイメージさせるモデルだったら、「全世界総ツッコミ」が巻き起こること間違いありません。私はそんなトリッキーなことも好きですが、それはないだろうと思われます。ということで、”” を前提とします。

次に、ディスコンと呼ばれる製造終了モデルについてです。新作同様、ディスコンになるモデルも毎年注目されます。しかしこのティザーでは、ディスコンについては触れることが基本的になく、その年の新作モデル、しかもその中のロレックスが一押しするモデルがフィーチャーされています。というよりも、ディスコンモデルの発表というのは “ない” のが現状です。カタログから消えること(カタログ落ち)や、同モデルの新型ムーブメント搭載による旧型搭載モデルの製造終了GMTマスターII Ref.116710BLNR → Ref.126710BLNRへとなることによる製造終了)といった、今までの流れから「そうであろう」と認識することにより、製造終了の情報が広まるという感じです。

最後に、一般的に人気が集中するステンレススティールモデルではなく、新たなるラインナップとなるモデルがティザーで使われることがある。例えば2019年の新作モデルは、上記した GMTマスターII Ref.126710BLNR(通称バットマン)新ムーブメントを搭載し、ジュビリーブレスレットになって登場。これは2019年新作モデルでは明らかに一番注目されるモデルのはずです。

他には、シードゥエラー Ref.126603 という、シードゥエラー史上初のコンビネーションモデルの登場です。

しかし2019年のティザーに使われたモデルはそうではありませんでした。下の映像は、ティザーの答え合わせとなる時計の全貌が見える動画です。

実はこれ、ヨットマスター42 Ref.226659 でした。300万円以上するホワイトゴールドを使用したケースのモデルです。その前の2018年GMTマスターII Ref.126710BLRO(通称ペプシ)が使われており、その前の年は(恐らく)シードゥエラー Ref.126600(通称赤シード)だったと記憶しています。ということは、決してステンレスモデルオンリーだとは限らないということです。

これらを踏まえて、今、世に出回っているロレックスティザーから見るモデルを本命から大穴まで予想してみたいと思います。

 

◎ 本命

サブマリーナ Ref.126610LB SS製(スマーフ)

ハルク” こと、グリーンサブマリーナの動向も気になるところですが、希望としては、ブラックと共に新型ムーブメントを搭載スペックアップした状態で継続してもらえれば宜しいかと思います。そしてSSに新色の登場。それがブルーサンレイダイヤル×ブルーベゼルサブマリーナ。「チューダーの58が伏線」との声も多いですね。

 

〇 対抗

サブマリーナ Ref.126610LB SS製

 

ダイヤルこそブラックだが、ベゼルブルーを採用。少し可能性は低く感じますが、チューダーの新作との差別化を図った感じですね。これならオンオフ問わず、あらゆるシーンで活躍してくれると思います。私はどちらかというと、こちらの方が好みです

 

▲ 単穴

サブマリーナ Ref.126619LN WG×オイスターフレックス

ヨットマスターから始まりデイトナでも使用されるようになり、ますます人気が上昇傾向にあるオイスターフレックス。なかなかステンレスモデルへの導入をしてくるとは思えないので、ここはホワイトゴールドケースにブラックダイヤル、そしてオイスターフレックスという一番人気トリオでリリースされると面白いかもしれません。
しかし昨年の新作、ヨットマスター42を狙っている層が、オイフレサブが発表されると、一気にこちらに流れてくることも予想されます。ヨットマスター42と競合してしまうので、やはりこれは住み分けを考えると可能性が低いかと思われます。

 

△ 連下

サブマリーナ Ref.126618LV

ロレックスコーポレートカラーであるグリーンは、消えません。消えるどころか、上位モデルにまで使用されることになります。そういうことです。イエローグリーンは相性がいいんです。価格は高いですが、人気が出ても不思議ではないですね。

 

☆ 星

サブマリーナ Ref.126615LV

とうとうサブマリーナにもエバーローズゴールドが投入されました。このロレックスの人気素材のローズゴールドグリーン、その全体を引き締めるブラックダイヤルは、人気モデルになるに違いありません。もしこれが出たら、一目散に購入目指します。

 

× 大穴

シードゥエラー Ref.126608 YG×オイスターフレックス

2019年シードゥエラー初コンビネーションモデルが登場。その前年の2018年は、シードゥエラー生誕50周年ということで、赤シードが登場。この勢いをそのままに、とうとうシードゥエラー金無垢ケースでの登場。ストラップは、今の流行のオイスターフレックス。確実に人気者になるでしょう。この可能性も捨てきれません!

 

とまぁ、ロレックスが仕掛けてきたチラリズムから予想を色々としてみました。もちろんティザーに使われているモデル以外にも多くのモデルが発表されるでしょうし、もしかしたら上記のラインナップから3つ選出されるかもしれません(恐らくないでしょうが)。

と同時に、ディスコンの可能性のモデルも存在します。やはりその一番手はミルガウスではないでしょうか。もしかすると、ミルガウスは全て製造終了するのではないかとも思っております。今や、耐磁性能はある程度のモデルには十分備わっているのでは?と思うからです。わざわざその耐磁性を売りにするモデルは押しが弱いかも、と思われるからです。

しかし気になる点もあります。それは昨年の発表前に、1stミルガウスの写真が、インスタグラムで投稿されたこと。そして今現在のロレックスHPにも、1stミルガウスがなぜか登場していることです。

現行モデルをもっとアピールすればいいのに、この1stミルガウス画像ではなく映像で出てきます。そうなの?なら、現行モデルを全部ディスコンにして、

これも出しちゃいなよ、ロレックス!

いや~、やっぱりこの「あれちゃう?」「これちゃう?」と想像を巡らせるこの数日間って、楽しいですね。

ご清聴、ありがとうございました。