ROLEX コスモグラフ デイトナの価格変動 2021年まとめ

ご無沙汰しております。アメックスと名乗る海外の男性から、身に覚えのない多額の現金の返還を求められているオサーンです。
今年はちょっと仕事の影響と心の変化がありましてこのブログをお休みしておりましたが、少しずつでも更新していけたらと思っておりますので、暇な時にでも見てもらえれば、そーんな軽いノリでやっていきます。

さて、様々なメディアに取り上げられている高級時計の世界、その中でもロレックスが頭一つ抜けている存在なのは昔からなのですが、ブームに乗っかってそれに拍車がかかっています。中でも一番人気、コスモグラフ デイトナの人気は異常なまで。猫も杓子もデイトナ。そう、デイトナはみんなの憧れのモデルの頂点だといっても過言ではありません。

そんなデイトナですが、現在の市場での価格が気になるところ。正規店で買えないなら並行店でサクッと買っちゃおうと考えている方も多いはず。2021年のゴールデンウィークに前回の相場チェックをしていますが、果たして今はどんな状況なんでしょうか?2年前の価格から現在の推移をみていきたいと思います。

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※上のグラフでピンクの線が一気に下降している部分は気にしないでください。

上のグラフが白文字盤、下が黒文字盤となっています。結果は多少白文字盤の方が価格は上回っていますが、この400万円以上の市場価格となると、10万円程度は誤差の範囲に感じます。
元々は白文字盤の方が50万円近く高く推移していたのですが、2021年の新作発表の時期辺りから黒文字盤の価格が白文字盤に近づいてきています。10年以上前からロレックスが好きでコレクションしている方たちは、購入制限という分厚い壁が作られる前に、両カラーともゲットしている場合が多いですが、コロナ世代の正規店での購入を目指す “デイトナマラソンランナー” 達にとっては、白だろうが黒だろうがあれば欲しいところですね。もう “デイトナ” というだけで、白黒言っている場合じゃないと思いますが、このステンレス製デイトナは製造数のが多いこともあり購入することは可能だと思います。

 

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コンビといわれるステンレス×ゴールドデイトナも、今や大人気モデルです。ステンレスモデルデイトナとは違い、イエローゴールドが大人の魅力を引き立たせますが、20代の若い世代には少し敬遠されがちです。
価格の推移を見てみると、黒文字盤コンビモデルは今や300万円を軽く超えています。デイトナコンビモデルの印象としては、「並行店でも定価(もしくはそれ以下)で買えるデイトナ」というイメージですが、今やこちらも大変入手困難ですね。
ただ、コンビモデルには多くの文字盤バリエーションがあり、こだわりを持たなければ正規店での入手は比較的 “距離短めのマラソン” で終了するかもしれません。私もこれまで正規店での出会いは数多くあり、相当回数スルーしています。お金に余裕があれば全て買っていたんですが・・・

 

 

 

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オイスターフレックス仕様デイトナエバーローズゴールドです。こちらも文字盤バリエーションがいくつかありますが、一番人気はこのチョコレートですね。もう800万円にまで手が届きそうになっています。定価が約330万円なので、その人気は凄いの一言です。2年前には並行店でも定価に近い価格で購入可能だったのですが、今では正規店で購入しないと普通の人には買えない価格、いや、定価でも普通の人は買えませんね・・・
白文字盤黒文字盤も若干並行店での価格は下がりますが、それでも700万円近くの価格のようです。

 

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オイスターフレックス仕様イエローゴールドを使ったデイトナです。定価が若干ホワイトゴールド/ピンクゴールドに比べると低い約315万円ですが、そんなことは関係なく価格はこちらも750万円を超える市場価格となっています。
こちらも文字盤バリエーションが数種類ありますが、他の文字盤になると650万円辺りとなっています。狙うなら黒もしくは白文字盤でしたら、手が届くのか・・・650万円・・・非常に厳しいですね。

 

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オイスターフレックスデイトナがデビューし、徐々に人気が出だした時に圧倒的な人気を誇っていたのがこちらのホワイトゴールドケースデイトナでした。一見、ステンレスと同色であるシルバーカラーのケースでさりげなく満足感を得られるところが人気だったのかと推測します。しかしゴールドであることを強調することに抵抗がなくなってきたのか、あるいは海外の富裕層が堂々と着用している為なのか、ホワイトゴールドだけではなく各ゴールドケースが人気となっています。
しかしやはり根強い人気のホワイトゴールドモデル。当然入手困難を極めています。市場価格をみてみると約700万円。定価の倍強となっています。
このホワイトゴールドモデルに関しましては、文字盤のバリエーションがスチール×ブラック、もしくはブラック×8pダイヤモンドという少数精鋭となっています。


いや~、えらいことになってますね。最近は並行店の相場をあまりチェックしていなかったのですが、何か大金持ちになったような気がします。約10年前は正規店のディスプレイに売れずに金無垢のデイトナが並んでおり、「オサーンさん、ステンレスだけじゃなくてゴールドも買ってくださいよ~。」とよく言われました。まさかこんな時代がくるとは・・・よくわからんもんですね。