ロレックス コスモグラフデイトナの各種価格推移を見てみる (中)

気が付くとアマゾンプライムNETFLIXDisney+、と契約してしまっているオサーンです。一番よく観るのが、無料のYoutubeです。

前回は、デイトナSSプラチナオイフレの3種の2年間の価格動向を見てみました。プラチナアイスブルーは私にとって永遠の憧れ。面と向かって言葉にはできませんでしたが、そのアイスブルーを普段使いでガシガシ着けておられるツイッターでお知り合いになった方にお会いし、見せて頂いた時は、脱帽を通り越して脱毛しました。

そして今回は、金無垢(ブレスレット)コンビを見ていきたいと思います。


Ref. 116509

定価:4,161,300円

約2年前の市場価格は定価並みでした。2020年に入ると徐々に上昇、気が付けば90万円~100万円ほど価格が上がっています。2020年末~2021年初め辺りに若干不安定な動きを見せますがそこから爆上がり。軽く600万円を超えていきました。製造終了(ベゼルのセラミック化)が近いのではないかということで価格が新作発表前に上昇したのかと思っていたのですが、どうも価格が下がりません。このまま行って来年の新作発表前になると、もっと上昇するのかも知れませんね。

同じRef.116509 でも、ダイヤルがグレーになると若干価格が落ち着きます。やはりカラーダイヤルは人気ということがよくわかります。シンプルな色使いの方が人気だった時もありましたが、カラーダイヤルが大きく注目される時代のようですね。

 

Ref. 116505

定価:4,161,300円

色気ムンムンのエバーローズゴールドデイトナです。海外のセレブが多く愛用しているのも、よく目にします。その中でも人気なのが、チョコレート×ブラックダイヤルです。グラフが典型的な右肩上がりで笑ってしまいます。2019年のコロナ前から比較すると、300万円弱ほど高騰しています。ホワイトゴールドよりも、華やかなピンクゴールドが人気なんですね。

同じピンクゴールドでも、アイボリーダイヤルは若干価格は抑えられています。とはいうものの、2019年までは約420万円。そこから僅か1年半200万円以上の上昇ですから、えらいこっちゃですね。

 

Ref. 116508

定価: 3,873,100円

定価自体も約30万円ほどホワイトゴールドピンクゴールドと比べて低く設定されているイエローゴールドモデル。1年半前は、定価付近で推移していた市場価格ですが、わかりやすい価格の上昇を見せています。2020年4月に新作発表が行われるのではないかということで約50万円ほど上昇。しかしこの2020年は新作発表でお馴染みの見本市、バーゼルワールドからロレックスが撤退。コロナの影響もあり、新作発表は行われなかったのですが、2020年後半に新作発表が決まると更に50万円近く上昇。そして2021年の新作発表前に今度は100万円近く上昇。常に製造終了の噂があるからか、節目節目で大きく上昇している見事なグラフです。

さてさて、他のデイトナとは少し異例の価格動向を見せているグリーンダイヤルデイトナです。ロレックスコーポレートカラーであるグリーンは、海外の有名時計コレクターがこぞって入手していたこともありデイトナの中でも大人気モデル。常に市場では500万円辺りで推移していました。しかし2020年後半あたりから600万円台に入ると2021年の新作発表前に爆上がり。何と1,200万円を記録しました。今では少し落ち着きを取り戻したとはいえ、1,000万円弱です。このモデルは別格です。

 

Ref. 116503

定価:1,842,500円

デイトナの各ラインナップの中では一番正規店で購入するハードルが低いのが、このステンレス×イエローゴールドコンビモデルなのかも知れません。市場価格は常に定価割れ~定価付近が続いていました。それがここへ来て大きく上昇しています。これまた新作発表と連動しての上昇で、今では280万円近く。他のコンビモデルも同じような値動きをしています。コンビでもかなり正規店購入は難しくなっているのでしょうね。


やはりデイトナの人気を感じます。クロノグラフ機構を使う人なんてほとんどいないのに、これほどまでに人気になるのは、やはりあのロレックスブランド力なのでしょう。有名・著名人がこぞって購入しTVなどで着用。雑誌で特集されるとこれまた人気に。確かにデザインが恰好いいのは認めますが、クロノグラフってデイトナ同様、三つ目のモデルは山ほどあれど、デイトナ一人勝ちですからね。

ミーハーが好き、ミーハーが嫌い、人それぞれの好き嫌いがありますよね。僕はそんな人の好みを見ているのが好きです。取りあえず僕は、マラソンしたいです。