【ロレックス】ステンレス制限モデルの市場価格を見る
- 2022.10.15
- GMTマスター エアキング エクスプローラー サブマリーナ シードゥエラー デイトナ ロレックス ロレックス・その他 ロレックス情報
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正規店でもなかなか買えず、プロフェッショナルモデルのステンレスとなると、購入制限というのがありますよね。毎年コンスタントに買える人でも日本国内での購入には制限があるので、狙うモデルの取捨に迷ったりする方もおられるのではないでしょうか。贅沢な悩みですけど・・・
では並行店での二次流通価格はどうなっているのでしょうか。もし定価との価格差が少なかったら、並行店でも購入もアリ?となるかもしれませんね。今回は、そんな制限モデルの市場価格を最近日本支社を設立した世界最大級の高級時計マーケットプレイスChrono24の未使用品の情報を元にみていきたいと思います。
コスモグラフデイトナ
白文字盤
不動の人気No.1、コスモグラフデイトナ 白文字盤です。2022年10月現在での市場販売価格は約550万円を下回る相場となっています。どのモデルでも言えることですが、前年度末(2022年3月頃)をピークに相場は下落傾向にありますが、徐々に落ち着いてきているように思えます。
500万円アンダーなら、中古で探すのが良いかと思います。
黒文字盤
同じくこちらも大人気のコスモグラフデイトナですが、若干白文字盤よりは価格が抑えられている感のある黒文字盤です。しかし白文字盤の価格が異常であって、こちらの黒文字盤も十分なほど定価よりも上回っている異常モデルです。どうしても欲しいというなら、中古品で400万円あたりで購入したいですね。
GMTマスターII
BLRO ペプシ
GMTマスターII BLRO、通称ペプシです。今やデイトナと双璧をなす人気モデルとなった感のあるペプシですが、400万円を超える価格を付けていた時と比べ、落ち着きを取り戻しています。しかし未だ300万円代が中心となっていますので、200万円台後半の良個体があると押さえておいてもいいかも知れませんね。
BLNR バットマン
GMTマスターII BLNRバットマンです。人気モデルには違いがありませんが、ブルー×ブラックという少し華やかさのない色目ということで、ペプシほどの人気とはなっていないようです。相場としては、200万円台後半が中心となっています。250万円アンダーを狙いたいですね。
VTNR レフティ(スプライト)
GMTマスターII VTNRレフティです。他にはないような下落相場のように感じますが、ご存じの通りこのモデルは2022年の新作ということで、市場への出回りが少なかった時には800万円を超える値が付けられていた時もあります。さすがに落ち着きを取り戻したとはいえ、未だに400万円台で推移しているところを見ると、並行店での購入はまだ様子見なのかも知れませんね。ただ、時々 “スプライト” というニックネームを見受けられるのですが、どうもしっくりきませんね・・・
サブマリーナー
ノンデイト
ザ・シンプルと言えるデイトなしのサブマリーナーです。シンプルで一番使いやすいプロフェッショナルモデルかと思います。相場を見みて驚いたのですが、200万円を大きく超えていた時もあるのですね。全く知りませんでした。今でも200万円前後の相場ということで、ガンガン使ってナンボのモデルだと思いますので、並行店で買う場合はある程度低価格になっているものを購入して使い倒してもいいのではないでしょうか。
LV グリーン(カーミット)
カーミットと言うている人をあまり見ないですが、そんなのどうでもいいですね。グリーンベゼルのサブマリーナーデイトです。一時期は350万円近くまで高騰しましたが、今では200万円台後半となっているようです。200万円台前半の個体があれば欲しいですね。
LN ブラック
こちらもシンプルな人気モデルのサブマリーナーブラックです。グリーンベゼルのLVと両睨みで探している方も多いかと思いますが、聞くと意外と購入できたという人が多く、入荷量もそれなりにあるようです。200万円前後までもう少し下がって欲しいところですね。
シードゥエラー
赤シード
これまでの人気モデルとは若干人気の熱量が低めの感じがするシードゥエラーですが、私はこの赤シード、大好きなんです。とは言いつつも、使うことはほぼゼロです・・・相場が200万円前半なら、サブマリーナーよりもこちらのシードゥエラーの方がスペックが上なので、僕ならこっちを狙います。完全な私見です。
ディープシー ブラック
ハイスペックというよりも、一般人には完全なる “オーバースペックの頂点” に近いモデル、ディープシーのブラックです。全体的な相場が上昇したのを期に、このモデルはそれほど下落傾向にはなっていない珍しいモデルです。元々の製造数が少ないというのもあるのか、出回っているとは思うのですが、購入報告をあまり聞かないモデルの一つですね。逆にこの相場でも “買い” のモデルかも知れませんね。
Dブルー
ロレックスのラインナップでも珍しく記念モデルとしてスタートしたモデルであるディープシーDブルーです。文字盤のグラデーションも美しく、もっと相場が上がっても不思議ではないのですが、今は下落相場真っ只中です。ブラックと同じ程度の相場になり、サブマリーナーと変わらない価格なら、断然こっちが私はオススメです。
エスクプローラー
新型キャリバーを搭載して時代の流れに逆行し小径化した人気モデル、エクスプローラー1です。私の印象としては正直、今の時計は大きすぎるんですよね・・・デイデイトでも実際に私が着けるのは36㎜ですし、フィット感を考えるならいいサイズだと思います(腕っぷしの太さによります)。価格の推移を見ていると、優等生ですね。さほど動きが激しくないというのが魅力だと思います。120万円ぐらいまで下がるといいですね・・・
エクスプローラーII
白文字盤
2021年に新しくなったエクスプローラー2の白文字盤です。去年に比べて相場が徐々に上がってきているのはどのモデルでも共通してますが、大きな動きがないのがいいですね。使いやすいモデルですが、その分派手さがないので「どや、ロレックスやぞ」って自慢したい人には不人気のようですね。
黒文字盤
同じく2021年にスペックアップはちゃんとしてますが、見た目はチョコッとだけ変わったエクスプローラー2の黒文字盤です。日常使いがしやすいモデルで、他のプロフェッショナルモデルに比べて大きな価格上昇をしていないので、購入に踏み切ってもいいかもしれませんが、逆に旧モデルの価格が抑えられている個体があればそちらでもいいですね。
エアキング
実は僕が大好きなデザインのエアキングです。製造終了してしまうという噂が広がり、どうなるかと思っていたらリュウズガードが付いて購入制限指定モデルと成りあがってしまいました。リュウズガードがあるだけで、スポーティーに磨きがかかりますね。2022年新作なので、当初は高値での流通でしたが、当然のことながら下落してきています。今の価格、実はいいかも?って思っているのは僕だけでしょうか・・・
ということで、今回は購入制限という縛りを食らってしまう指定モデルの市場販売価格を見てみました。相場とは気分、何か買い煽られる要素があればびっくりするほど一気に相場は上昇しますので、やはり「欲しい」と思った時が買いのタイミングかと思います。相場がその後上がろうが下がろうが、そんなの気にすることはないと思います。その時欲しかったんですから。
しかし時間と折れない心を持っているあたな、正規店で粘り強く購入を目指すのも悪くないと思いますよ。
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