ロレックス あの歴史は繰り返される…のか?
お気付きの方もおられるかもしれませんが、管理人オサーン師匠にお願いして投稿させてもらっている ‘ロレ山田‘ こと、ヤマダヒロシ(実名)でございます。
今回のトピックは、「投資目線で見る’ミルガウス’です。」ディスコン(製造終了)してしまってもあまり騒がれない運命を背負い、人気プロフェッショナルからもなぜか「線引き」されている感のあるモデルです。
しかしご存知の方も多いと思いますが、ミルガウスの1stモデル“Ref.6541“は1000万円以上の市場価格を叩き出し、今となっては手の届くようなモデルではありません。しかもその中にもレアな仕様があったりします。
上の画像は一般的な回転ベゼルの付いたRef.6541ですが、これでも数種類ありどれもレアです。対して下の画像はスムースベゼルのRef.6541です。
他にも、ベンツ針を使用したモデルやムーブメントの違いなど様々なバリエーションがありますが、どれをとっても相当なレア度となっています。
2ndモデルの”Ref.1019“もそれに続いてレアなモデルです。ダイヤルカラーがブラックとホワイトがあり、1stで使用されていたイナズマ針は使われていません。
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これが当時、人気がないモデルだったようですが・・・。アンティークで今となっては高いから格好よくみえるのかなぁ、とも思ったりします。
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300万円〜400万円という市場価格で、これからますます上がることでしょう。
そして前回の「バーゼルワールド2019」直前のロレックスによるインスタグラムへの投稿は、一気に現行のモデルチェンジを予感させました。結局、音沙汰はありませんでしたが、製造期間や人気などを考えると、いつ、そうなってもおかしくない状況にあります。
//www.instagram.com/embed.js※2019年のバーゼルワールド前にロレックス公式インタグラムに投稿されたミルガウスの動画
2007年に再々登場した3rdモデルとなるミルガウスRef.116400(GV)は、過去の2モデルのこともあり、デビュー当初は破格の市場価格をマークしておりました。
特にロレックス初となる’グリーンサファイアガラス‘を採用したRef.116400GVは、180万円近い価格まで市場では高騰しました。
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しかしミルガウスは不運なことに2008年9月に発生した米国、リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの経営破綻(リーマン・ショック)の影響で世界経済は一気に低迷、ロレックスの相場は暴落、再びミルガウスはその時点より人気モデルへと返り咲くことはありません。
しかしここ2〜3年、高級時計への世間の関心が高まる中、じわじわと価格が上昇、市場価格が定価を上回るようになってきています。
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特に2014年に登場した ‘Ref.116400GV Z-Blue‘ は、他にはない美しいブルーのサンレイダイヤルが魅力で、他のステンレス製プロフェッショナルほどではないにしろ、今では人気モデルの一つとなって来ています。
昔と今とでは製造本数や市場に出回っている本数が大きく違います。この状況の違いが、今後数年先にどのような相場を作っているのかが楽しみです。
「人気がない」は、イレギュラーな相場を生みます。そろそろミルガウス、一本買っておいてもいいのかも知れません。