ロレックスをシャレオツにカスタム by Wildman

なかなか入手困難なロレックスのプロフェッショナルモデル。それを手に入れたら満足しちゃいますか?え?また違うの欲しくなった?

わかります。でも一途に愛する人もいれば、私のように浮気性の人もいるでしょう。私の場合は極端に使用頻度が下がったりします。今ではよほどのことがない限り並行店に売ろうとは思いませんが、数年前までは使わないモデルを売っておりました。今思えば、かなり安値で売ってしまったと思っていますが、後悔はしていません。その時はそれで満足してたからです。

でもこんなことをしてくれるなら、売らなかったんだろうなぁ・・・と今思うことがあります。そう、ハイレベルなカスタムです。どうせ普段着けないなら、自分の好みにカスタムして満足度を上げるってことも選択肢としてアリかと思います。少し前までのカスタムって、ブラックPVD加工DLC加工程度だったのですが、今はかなりデザインもしっかりと作り込まれた感じで非常に興味をそそられます。

今では世界的にファンを多く持つ “Artisans de Genève” は飛び抜けた存在ですが、他にも素敵なカスタムメーカーがあります。その中でもロンドンに拠点を持つ “Wildman” を今回はご紹介したいと思います。ロレックスだけでなく、パテック・フィリップや、オーデマ・ピゲのカスタムも行っております。

ではコレクションを見ていきましょう。


Submariner Ref. 114060

 

1970年代の “サブマリーナRef.5517” を再現したモデル。現行のノンデイトを使用し、ダイヤル・針・ベゼルをオリジナル作成し、NATOストラップを装着。見事な再現です。ミリタリー感がビンビンです。

 

GMT Master II Ref.116710LN #1

オリジナルはブラックベゼルの “Ref.116710LN” を使い、飛行機が新たな移動手段として広まり出した黄金期の1950年代の “GMT Master Ref.6542” を再現。ダイヤルだけでなく、ベゼルもペプシカラー、しかもアラビア語数字を配するなど、少しヒネリを加えている。ブレスレットもポリッシュ部を消して、当時の雰囲気を再現しています。

 

GMT Master II Ref.116710LN #2

耐久性の良いDLC加工を施し、ステルス仕様に仕上げたGMTマスター2であるが、しっかりと「GMTマスターらしさ」を出すべく、ベゼルはツートーンに色付け。ミリタリー感を出すカーキグリーンを使い、”Wildman” の名にふさわしいモデルに仕上がっています。格好いいですね。


また、自分のオリジナルカスタムをもちろん依頼することもできます。ビスポークを謳っている “Wildman” なので、当然と言えば当然。「こんなイメージで」というのがあれば、それを再現してくれます。そんなモデルを紹介します。

こんなクラシックなフェラーリをデイトナに落とし込むとこんな感じです。車はダメでも、時計なら何とか・・・

また、チームカラーや背番号、名前などを組み込まれたデザインなんかは、オリナリティー溢れていると思います。

将来、馬主になることがあれば勝負服と同じダイヤルデザインのロレックスを作りたいと思います。なかなかいい夢でもあります。

 

 

これから注目を集めるかもしれないカスタムブランド、「Wildman」。2019年8月にロンドンで誕生し、2020年1月にアメリカ・ニューヨークにも上陸したところを見ると、なかなか人気なのでしょう。新たなカスタムブランド、これからも楽しみです。