ロレックスの歴代落札ランキング

世界中でロレックスが高騰を続けていますが、新品のそれとは桁が違う価格を叩き出しているのが、ヴィンテージロレックスです。良質な個体が減少していく中、時々素晴らしい状態の個体や、超レアな個体が世界のオークションに登場することがあります。
今回は今までのオークションで落札されたロレックスの歴代ランキングを紹介したいと思います。


1971年製 “OYSTER ALBINO” Daytona Ref.6263
落札価格 $1,400,000≒1億5千万円

アメリカのレジェンドミュージシャンのエリック・クラプトンが所有していたと言われている珍しいオールシルバーダイヤルのRef.6263です。世界に4本しかないと言われていて、デイトナ表記のないモデルです。2017年のオークションで叩き出されたこの価格ですが、この12年前の2005年にも出品されておりました。その当時の落札価格は約5500万円だったので、この価格上昇はまだまだ続くかも知れませんね。


1969年製  “OYSTER SOTTO” Daytona Ref.6263
落札価格 $2,001,562≒2億2千万円

2016年フィリップスオークションコスモグラフデイトナ1969年製Oyster Sotto」のRef.6239のケースバックにRef.6263の刻印がされたものが出品されました。「Oyster Sotto(オイスターソット)」というのはニックネームであり、ダイヤル表記”ROLEX COSMOGRAPH“の下に”OYSTER“とプリントされていることからそう呼ばれている。ちなみに”SOTTO“とは、「」という意味のイタリア語だそうです。チョコレート×クリームカラーの完全なるトロピカルダイヤルは世界に2本しかないそうで、デイトナの歴史にとって、重要な個体である。


1942年製 Antimagnetique Ref.4113
落札価格 $2,400,000≒2億6千万円

製造本数12本と言われている激レアモデルであり、一般には流通しませんでした。いわば博物館級のレア度です。ロレックス唯一のスプリットセコンドクロノグラフであり、実際に確認されている本数は8本程度だと言われています。ちなみにスプリットセコンドとは、メインの秒針と、独立した停止機能を備えた針との2本のクロノグラフ針により、ラップタイム(中間地点から次の地点までの経過時間)計測を行なうことができる機能であり、計測をスタートすると「2本の秒針が同時に動き出し、ストップすると、スプリットセコンド針だけが停止する。引き続きスタートボタンと押すと、スプリットセコンド針は動き続けていた秒針にすぐに追いつく。」といった機能であります。
この時計は2016年フィリップスオークションで落札された価格です。


1969年製 “Paul Newman” Daytona Ref.6263
落札価格 $3,717,906≒4億1千万円

 

The Legend“という愛称を持つ18K製のポール・ニューマンデイトナです。製造本数は3本と言われており、まさしく伝説となりうる個体ですね。2017年、ジュネーヴで開催されたフィリップスークションで落札されたこの個体は大変状態もよく、いづれ再び出品されることとなれば、まだまだ価格は上がりそうな予感がします。

1954年製 Bao Dai Ref.6062
落札金額 $5,060,427≒5億5千万円

1954年に製造された特別モデルであるこの個体は、ベトナム最後の皇帝・バオダイが所有していたロレックスですダイヤモンドが埋め込まれた漆黒のダイヤルは、トリプルカレンダーが搭載されたモデルであり、大変いい状態で保存されておりました。2002年のオークションでは3000万円弱で落札されたのですが、2017年のオークションで5億円オーバーという破格の落札価格となりました。


1971年製 “UNICORN” Daytona Ref.6265
落札価格 $5,900,000≒6億5千万円

2018年にジュネーブで開催されたフィリップスオークションで出品された「幻のデイトナ」です。ステンレスのように見えますが、18Kホワイトゴールド製です。手巻き時代のデイトナと言えば、ステンレス製イエローゴールド製の2つは知られていますが、今でこそホワイトゴールド製はありますが、当時は製造されておりませんでした。ということで「」と言われています。「幻×ホワイト=ユニコーン」という安易な素晴らしい連想で名付けられたこのモデルは、ドイツのディーラーの顧客リクエストからロレックスに特別注文され、1970年に製造され1971年に実際に販売されました。ということで、世界にたった1本しかないモデルということで、希少性が相当高いんですね。


1968年製 “PAUL NEWMAN”  Daytona Ref.6239
落札価格 $17,752,500≒20億円

アメリカの名優、ポール・ニューマンが実際に所有していたデイトナです。2017年10月に開催されたフィリップスオークションで腕時計史上最高額での落札となりました。それもオークション開始わずか12分の出来事でした。
1972年に奥様からプレゼントされたこの時計、ケースバックには奥様からのメッセージが刻印されております。そしてこの時計は、1984年に娘のボーイフレンド、ジェームズ・コックスへと渡りました。そして30年近く過ぎたあるとき、ロレックスコレクターの目に留まります。
オークションでは約20億円で落札されましたが、そのほとんどが環境保護団体へと寄付されてたと言われています。


いかがでしたでしょうか?何が何やらわからない価格ですが、ロレックスの人気はやはり”デイトナ“なんだなぁ、と感じました。私の所有している時計もいつの日か、「オサーンの所有していた時計」として恐ろしい価格で落札されるも知れないですね・・・価値下がったりして・・・