まだ買えるレアな時計 ”SWISS”オンリーダイヤル

ロレックスに憑りつかれるとドンドンのめり込んでしまい、なかなか手に入らないモデルとかだけではなく、”レアな仕様”などに触手を伸ばしがちである。しかしながら、そういった世界へ足を踏み入れると気付くことがある。それは、世界には数多いレアモデル・レア仕様コレクターがいることだ。その影響で、結局その仕様にはプレミアが付き、持っている者は喜び、欲しい者は大枚を叩くハメになる。

では、先物買いできないか?それが可能ということは、ロレックスに対する類まれな慧眼(けいがん)があるということである。ちなみに「慧眼」とは、物事の本質を見抜くさとい眼力・鋭い洞察力、という意味である。オサーンも好きで相当見比べたりするのだが、考えてみるとそれを生業にしている並行店の方たちには敵うわけがない。

結論としては、みんなにすでに知られているが、まだ価格にそれほど反映していない仕様を探すしかない。いつも通り前置きが長くなったが、今回紹介するのは「SWISS オンリー ダイヤル」という仕様である。実際にそう呼ばれているかは知らないが、そう呼ぶぐらいしかネーミングできない。取り合えず画像を見てみよう。

上の2つの個体を見ると、6時位置の下にプリントされている文字が”SWISS”となっている。実はこれ、製造年がある時期限定であり、それがUシリアルAシリアルに存在している。1997年~1998年辺りの製造個体の一部にこういった”SWISS”オンリーがあり、その前には”T SWISS – T<25”と表示されており、これは使用されている夜光塗料が「トリチウム」であることを表している。そしてその後、夜光塗料が「ルミノバ」に変更になり、プリントされる文字が”SWISS”を1年ぐらい挟んでから”SWISS MADE”へとなった。

この一瞬だけ”SWISS”になったことが、レアポイントとなるのではないだろうか?ということで価格をみてみると、エクスプローラー1は、全く取り上げられることなく他の仕様と横並び状態である。

GMTマスター2 16710 “SWISS”オンリーが海外オークションに出ているが、全く取り上げられていない。その他は、サブマリーナ Ref.16610 “SWISS”オンリーも見つかった。しかしこれも価格には全く反映していない。これは外国に限った話ではなく、日本のショップでもそれほど取りあげられていない。

しかし不思議である。なぜ価格に反映されていないのか?調べていて気付いたんだけど、探すとすぐに見つかる。この時期に製造されている個体数が、多いのではないだろうか?しかも、プリントされているモデルが複数のリファレンスモデルに及ぶ。”レア”と呼ばれるほど少なくないのだ。でもね、これは絶対に上がると思う。数は減って行く一方なのだ。

ということで、まだ取り上げられていない今だからこそ、この”SWISS”オンリーは、オサーン一押しのレアダイヤルである。