【2022年新作】オーデマピゲからレインボーなロイヤルオーク10本✕2セット!
- 2022.10.22
- オーデマ・ピゲ 時計情報局 海外ブランド
- 2022, AudemarsPiguet, newmodels, rainbow, royaloak, オーデマピゲ, レインボー, ロイヤルオーク, 宝石, 新作
さすが雲上。ため息が出る。まぁなんと美しい。ベゼルがレインボーにジェムセッティングされた時計はいくつか見たことがありますが、これは凄い。これはお金を持っていてオーデマピゲとの太いパイプを持っているコレクターの方に全コンプしてもらうしかないですね。
37ミリと41ミリのホワイトゴールドのロイヤル オーク オートマティック セットは、ロイヤル オークの50周年を祝しデザインが進化し、「伝統的な」レインボーウォッチを新たな形で表現したものです。一つのウォッチに虹のカラーをセットするのではなく、今回マニュファクチュールは、10本のタイムピースをワンセットとしてレインボーを完成させました。ウォッチはそれぞれ鮮やかなレッド、イエロー、グリーン、ブルー、パープル、ピンク、オレンジなどのカラーで彩られ、並べるとその全体でレインボーが出現します。
ということで、10本並べるとレインボーのグラデーションとなるロイヤルオークなんですね。これは圧巻です。
センスがないのでグラデーションに並べられなかったのは許してください(汗)
今回オーデマピゲは、パテックフィリップを含む高級時計メーカーなどから依頼されるジェムセッティングの世界的リーダーであり、ジュネーブに本拠を置くサラニトロ社との共同製作であり、宝石の調達には1年を要したそうです。現在サラニトロ社は、パテックフィリップが会社の所有権を取得したことが発表されております。
41mmと37mmのモデルが各10本ということで、今回は41mmモデルを一つずつ見ていきたいと思います。
ロイヤル オーク ツァヴォライト “50周年記念”
Ref. 15514BC.TV.1284BC.01
41ミリのロイヤルオーク オートマティックは861個のバゲットカットツァヴォライト(約42.7カラット)をパヴェセットし、コレクションの新しいケースとブレスレットのデザイン進化を取り入れ、美しく引き立てています。ツァヴォライトとはグリーンガーネットであり、ケニアの「ツァボ野生動物公園」で採掘されたことからティファニー社がツァヴォライトと命名したそうです。
ロイヤル オーク ブルートパーズ “50周年記念”
Ref. 15514BC.TO.1284BC.01
洗練された41ミリのロイヤルオーク オートマティックは861個のバゲットカットブルートパーズ(約41.3カラット)をセットし、ケースとブレスレットのデザイン進化を取り入れています。石が作られるときの光や熱の影響によって、赤や黄色、透明など、様々なカラーバリエーションを持つトパーズ。 その中でも淡いブルーのものがブルートパーズと呼ばれており、基本的に天然のブルートパーズは色が薄く、ほとんどが放射線照射によって色を濃く出しているようです。
ロイヤル オーク ピンクトゥールマリン “50周年記念”
Ref. 15514BC.TM.1284BC.01
41ミリのロイヤルオーク オートマティックには861個のピンクトゥールマリン(約35.8カラット)をセットし、ウォッチの新しいケースとブレスレットの進化を引き立てています。トゥールマリン(トルマリン)の中でも、発色の良いピンク色が特徴のピンクトゥールマリン。この色は、鉱物に含まれるマンガンの影響で発色しています。もっと赤みが強いとルベライトと呼ばれます。
ロイヤル オーク タンザナイト “50周年記念”
Ref. 15514BC.TF.1284BC.01
41ミリのロイヤルオーク オートマティックは861個のバゲットカットタンザナイト(約38.6カラット)をセットし、コレクションの新しいケースとブレスレットのデザイン進化を取り入れています。タンザニアで発見されたことからタンザナイトと名付けられ、タンザナイトのジュエリーの需要は劇的に増加し、1998年と1999年にはタンザナイトは世界で最も売れているカラーストーンだと発表されました。今日、タンザナイトの需要は続き、サファイアを除いては他のカラーストーンの売り上げを上回っているそうです。
ロイヤル オーク ブルーサファイア “50周年記念”
Ref. 15514BC.SS.1284BC.01
861個のブルーサファイア(約41.4カラット)がこの41ミリのロイヤルオーク オートマティックを飾り、存在感を示しています。このウォッチはコレクションの新しいケースとブレスレットの進化したデザインを取り入れています。サファイアはルビーと同じコランダムという鉱物。色という重要な要素以外は同じで、赤以外のコランダムをサファイアと呼ばれています。
ロイヤル オーク オレンジスペサルタイト “50周年記念”
Ref. 15514BC.SE.1284BC.01
41ミリのホワイトゴールドのロイヤルオーク オートマティックには861個のバゲットカット オレンジスペサルタイト(約47.3カラット)が煌めきます。スペサルタイトガーネットはガーネット族の中で鮮やかなオレンジ色の色合いのガーネットを指します。スペサルティンガーネット、マンダリンガーネットなどさまざまな呼び名を持ちます。原石の産出量が少ないため希少な宝石の一つだそうです。
ロイヤル オーク イエロークリソベリル “50周年記念”
Ref. 15514BC.RY.1284BC.01
41ミリのホワイトゴールドのロイヤルオーク オートマティックは861個のバゲットカット イエロークリソベリル(約42.8カラット)をパヴェセットしています。様々な色があるクリソベリルですが、イエローは微量の鉄を含むことを起因とします。黄金を意味するギリシャ語の「クリソス(chrysos)」に緑柱石である「ベリル(beryl)」を足して名付けられたともいわれています。
ロイヤル オーク ルビー “50周年記念”
Ref. 15514BC.RR.1284BC.01
861個のバゲットカットルビー(約45.6カラット)がこの41ミリのロイヤルオーク オートマティックを飾り、コレクションの新しいケースとブレスレットのデザイン進化を大胆に示しています。コランダム(鋼玉)という鉱物の一種で、赤色の石を「ルビー」といい、青色の石を「サファイア」と呼びます。クロム(Cr)によって赤く発色するといわれており、その色が鮮やかで美しいほど宝石としての価値が高くつけられています。
ロイヤル オーク エメラルド “50周年記念”
Ref. 15514BC.EE.1284BC.01
41ミリのロイヤルオーク オートマティックは861個のバゲットカットエメラルド(約32カラット)を繊細にセットしています。エメラルドはベリルの一種の鉱物。ごく微量のクロミウム、バナジウム、そして鉄分が、エメラルドの美しいグリーンを作り出しています。
ロイヤル オーク アメジスト “50周年記念”
Ref. 15514BC.AY.1284BC.01
861個のバゲットカットアメジスト(約30.9カラット)をセットしたこの41ミリのロイヤル オーク オートマティックは、コレクションの新しいケースとブレスレットのデザイン進化を取り入れています。アメジストは和名の「紫水晶」という名前のとおり、透明度の高い紫色が美しい水晶です。またアメジストは太陽光に弱く色があせてしまうともいわれています。
というわけでございまして、このジェムセッティングの技術とクオリティーの高い宝石には圧倒されます。この細かなタイルマンのようなモデル、一度でいいのでお目にかかりたいものです。
ケース径 | 41mm(37mm) |
ケース素材 | ホワイトゴールド |
防水 | 20m |
セッティング | 各861個(790個)のバゲットカットジェムストーンを使用 |
文字盤 | ホワイトゴールド製に宝石をセッティング |
ブレスレット | ホワイトゴールド製に宝石をセッティング |
キャリバー | 4309(5909) |
パワーリザーブ | 70時間(60時間) |
メカニズム | 自動巻き |
価格 | 要問合せ |
カッコ内は、37mmモデルのスペックです。
-
前の記事
【2022年新作】パテックフィリップが無慈悲に8モデル投下! 2022.10.20
-
次の記事
レアモンクエストIII そしてポンコツへ… 5 2022.10.28