HUBLOT Classic Fusion Takashi Murakami All Black Ref. 507.CX.9000.RX.TAK21
- 2021.01.29
- ウブロ 海外ブランド
- classicfusion, collaboration, hublot, takasimurakami, Unico, ウニコ, ウブロ, クラシックフュージョン, コラボレーション, 村上隆
私はファッションやデザイナー、アーティストなどに敏感ではなく、人並み以下の知識しかないので、当初 “村上隆” と名前を聞いたときに、某小説家のミスターカンブリアさんが真っ先に頭に思い浮かんでしまいました。それぐらい無知です。しかし時計の背景にある絵を見て一目で、「このアーティストか!」とピンッ!と来ました(遅いですね・・・)。
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この笑った花のデザインはそんな僕でも知っている。でもこのアーティストが日本人の村上隆さんだってことを、知らないほど無知なんです。
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私はただの時計好きのオッサンなんで、許してください。でもこれで覚えました。このアートとアーティストが初めて脳内でリンクされました。そう、そしてこの日本の誇る偉大なるアーティストと今回コラボしたブランドがウブロなんです。
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たとえそれがウブロ独自のデザインだとしても、「これ、オシャレだなぁ」と思ってました。2006年にウブロが開発したオールブラックは飽きの来ないシックなモデルで、ウブロらしいモデルの一つ。そのダイヤルに今回はブリリアントカットのブラックダイヤモンドを花びらの部分には456個使い、顔の部分には107個ほど埋め込まれています。というよりも、ブラックダイヤモンドってなんだ?
ブラックダイヤモンドとは、原石の中に鉄鉱石やグラファイトなどがインクルージョンされることで発色した天然の色合いなのです。すべての宝石が同じ色をしているというわけではないので、産出量も非常に少ないこともあり、ダイヤモンドの中でもかなり高価。
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そんな希少なブラックダイヤモンドをビッシリつかったこのデザイン。しかもこのダイヤル、動くんです。自動巻きムーブメント「MHUB1214 UNICO」を搭載しており、ガラスの内側にある12枚の花弁が回転する使用になっている。
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「文字盤のガラスの上に立体的な彫刻をあしらうのは難しいものだったが、時計とアートのコラボをわかりやすく表現できた。」と村上氏。リュウズも可愛らしい形になっています。
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とはいうものの、言いにくいけど実際に「欲しい!」とまで私を掻き立てるモノがないんですよねぇ・・・どこのメディア見てもベタ褒めしているのもちょっと引いちゃうし・・・私のようなオッサンが時計の中の花を動かしているのもどうかと・・・価格が3,179,000円(税込み)というのは、この仕様だと妥当だと思いますし、限定200本という魅力は大きいんですけどね・・・
ケースサイズ | 45mm |
ケース素材 | サテン&ポリッシュ仕上げブラックセラミ ック |
ベゼル | サテン仕上げ&ポリッシュ仕上げブラックセラミック 6個のH型チタニウム製ビス |
防水 | 5気圧(50m) |
文字盤 | ブラックラッカー ダイアル 回転する12枚の花びらの装飾 456個のブラックダイヤモンド |
ムーブメント | HUB1214 ウニコ マニュファクチュール製 自動巻きムーブメント |
パワーリザーブ | 72時間 |
ストラップ | ブラックのラバー(ライン入り)ストラップ ステンレススチールクラスプ(ブラックコーティング) |
限定 | 200本 |
価格 | 3,179,000円(税込み) |
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