HUBLOT Classic Fusion Concrete Jungle New York Ref.521.XC.3604.NR.NYC20
- 2020.12.10
- ウブロ 海外ブランド
- classicfusion, concrete, hublot, limited, newyork, ウブロ, クラシックフュージョン, コンクリート, ニューヨーク, 異素材, 限定
日本にいて購入することは、”非現実的” なモデルですが、そんなモデルこそ紹介する意義があるかと思い取り上げています。もしかすると、二次マーケットで遭遇した時に、少しでもこんな時計の情報が頭の片隅にあれば、瞬時に購入する判断ができるかも知れないからです。
と、こんな前置きをしているということは、普通では買えないモデルだということがおわかりかと思います。次世代の素材を上手く時計に取り入れて、これまでも数々の名作を作ってきたウブロ。そんなウブロから、左官職人の心を鷲掴みにしそうなモデルを登場させた。
2016年にウブロは、ニューヨークの5thアベニューに世界最大のブティックをオープンしたということを記念して、ブティック限定で “クラシック・フュージョン アエロフュージョン クロノグラフ コンクリートジャングル” を発表しました。確か50本限定だったような気がします。
これは、本当にコンクリートとエポキシ樹脂を混ぜ合わせて作り出した素材をベゼルに採用。当然、一部時計界隈では話題になりました。当然と言えば当然ですよね。コンクリートを普通、時計の素材として考えないですよ。この発想こそ、ウブロなのでしょう。
そして2020年、とうとうやりやがった。ケースにもダイヤルにもコンクリートを使用し、作り上げたこちら!
子供の頃、田舎者の私は都会の家を見て驚いた記憶があります。俗に言う、「コンクリート打ちっぱなしの家」。その無機質な質感に、”芸術的なセンス” や “これぞモダンな建造物” などの印象を受けました。
今見ても素敵ですが、あの頃から30年以上経過し、”腕時計” というジャンルに使われるようになった今、再びあの時の感情が心に蘇りました。
ニューヨークのイメージとしては、やはりそびえ立つ高層ビル群。そんな風景から、「コンクリート ジャングル」と呼ばれるようになりました。そしてそのニックネームをウブロの時計は継承しました。人気の「クラシックフージョン」に「コンクリートジャングル ニューヨーク」という新たなモデルが限定で登場。前作同様、セメントとエポキシ樹脂、その他の混合物で見事に作り上げています。
またこの素材には、ニューヨークでは有名な “落書き” ができないような処理をされているようです。これは、他の物質がコンクリート素材を汚染しないようにするためです。
多分私の友達の水道屋なんかは、いつもセメントを捏ねているので、愛着が湧くと思います。いろんな層からウブロは愛されそうですね。
ただこのモデルは、限定モデル。そう簡単には購入できません。オンラインでの購入が可能ですが、アメリカ国内限定ということらしいです。
ケース径 | 45mm |
ケース素材 | コンクリート コンポジット |
文字盤 | コンクリート コンポジット |
ベゼル | コンクリート コンポジット |
ケースバック | マイクロブラスト加工ブラックセラミック
限定数シリアル刻印 |
防水 | 50m |
ムーブメント | HUB1143 |
パワーリザーブ | 42時間 |
限定数 | 50本 |
価格 | 18,800米ドル |
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