レアモンクエスト DAY17 中

「tapple」を使うと24時間以内に出会えるかも知れないというので、東京に行ったら使おうか悩んでたオサーンです。

この日は久しぶりに東京へバナナジュースを飲みに行く日。もちろんお店は東京駅から徒歩5分ぐらいの BANANA JUICE TOKYO さんです。私のバナ汁のイメージを大きく変えた、めちゃ美味いジュースを提供してくれます。勝手に宣伝したくなるお店です。お店には迷惑かも知れませんが、ホント、勝手に宣伝してます(笑)。しかもここで飲むと、「ロレックスの正規店マラソンで良いことが起こる」という言い伝えが、代々伝わっているとかいないとか。前回、私には良いことがありました(レアクエ10参照)。

んなわけで、楽しみで気合が入ります。朝早くから新幹線を待ちますが、8月に東京へ行った時とは人の数が全然違います。もう日常が戻ったような感じですね。

Go to の影響なのか、若い子もチラホラ。車内で100円パンの朝ご飯です。この後、グッスリ寝ても東京が終点なので全く心配する必要がないので、助かります。

東京駅に着いて、まず初めにすることはマーキングです。ここに戻って来るためには、臭いをつけとく必要がありますし、途中で行きたくなっても、土地勘ががないのでデパート内でも右往左往します。これは大事です。

さて、今回の目的の一つは、ロレックスの正規店パトロールが当然あります。しかしそれは第3弾にまとめておきます。第2弾の「」は、その他のブランドなどをメインとします。

到着後のトイレの待ちと行為が長引いたこともあり、9:20a.m.を回っていた。BJTこと、BANANA JUICE TOKYOさんでバナナジュースを飲んでからのパトロールは縁起がいいので、急いで向かいます。しかし確かシンプルな道順だったと思ったのですが、さすが方向音痴の私、しっかり違う筋を歩いていました。ここからGoogle Mapさんの協力のもと、修正していきます。すると・・・そうだった。9:30~はお休みタイムだったんだ・・・朝のウ〇コで時間をロスし過ぎました。

しかたがないので、日本橋近辺を散歩します。

いつ見てもこの怪獣はキモイですね。背中がゾワ~っとしてしまいます。実は先日、グランドセイコー購入者が入会できる「GS9 Club」というところからのお知らせがメールで来ており、「10月〇〇日から、コンスタントフォース T0 を和光で見れます。」という内容だった。何ともピッタリの日。もう開店しているようなので、向かいます。

東京って、いちいちお洒落なんですよ。

地下にこんなスペース、大阪なら作らないですよ。こんなのあったら、みんな将棋始めますからね金賭けて。

銀座の地下なんて、この暗さ。大阪なら、こりゃラッキーとばかりにひったくりが起こるわ痴漢はでるわ、絶対にムリですね、こんなの。でもって、地下で迷子になりながらやっとたどり着きました、有名な時計のある建物、「銀座和光」です。

憧れのビルです。ここでグランドセイコーを見れるなんて、夢のようです。世代的にゴジラ世代ではないですが、歴史を感じます。中に入ると、少しベテランの雰囲気漂う女性店員さんが案内してくれ、2Fへ上がりました。残念ながら、写真撮影は禁止ということで、ご勘弁ください。

そして、頑丈なケースに入っているとはいえ、実際に生で動いている “T0” を拝見!興奮のあまり、汗が噴き出ました!その後もマンツーマンで、グランドセイコーの過去の資料や展示物のご説明を受け、今並んでいる時計のご紹介を受けました。何も買わずでしたが、ご丁寧にしていただきました。欧州からの客もおり、かなり年配の男性店員さんが堪能な英語でご説明されてました。店員さんのレベルが高かったです。

続いて並木通りを歩いていると、目に入ったので前日同様、ランゲアンドゾーネにも入りました。ここでもまた、ちょっとレアな時計を奥にある自動扉内の部屋で見せて頂いたのですが、撮影禁止ということでした。高級感が、半端ないですね。

さて、目的のお店の一つだったのが次のここ。NX ONE GINZA さんです。

日本唯一の H.Moser & Cie.(H.モーザー)の直営店ということもあり、寄ってみたかったのです。ここでは超イケメンの男性店員さんが、H.モーザー愛を語ってくれました。たくさんのことをまた教わり、興奮して写真を撮り忘れました。H.モーザーは、どのモデルも希少モデルということで、一つは欲しいブランドです。問題は、財布の中身だけです。

そして銀座に来たらいつも寄るのが、Ginza Rasin さんでしたが、今回は違うところに行きたかったんです。

COMMIT GINZA さんです。利用したことはありませんが、結構ヴィンテージロレックスを取り扱っている並行店で、今考えているモデルの実物を見たかったことが理由です。店の中には売り物ではない手巻きデイトナが数多くあり、それだけでも興奮するレベル。やっぱり来てよかった。自分の欲しいモデルも見れたし、お店の方に丁寧に説明もしてもらえて感謝感謝です。

GINZA SIX にあるショパールにも行きたかったから寄りました。そういえば先日、梅田阪急に行った時にはまだ入荷していなかったアルパイン・イーグル XL クロノ のステンレス2色が置いてありました。サイズは大きいのですが、やっぱり作りが素晴らしくいいですね。余裕さえあれば欲しいモデルです。

そしてここのダンディーな男性店員さんに聞くと、先月発表された 100本限定イタリアンブランド KITON とのコラボモデルが、実は入荷したそうです。でも、一瞬にしてなくなったといいます。私も店員さんに場所を教えてもらって、キートンの前まで行ってみたのですが・・・

私みたいなダッサイオッサンは、恐れ多くて入れません。クソオシャレな店です。で、やはりここでショパールとのコラボモデルの時計が出たということを聞きつけて、このキートンから GINZA SIX に買いに来る人が多かったそうです。もちろん数は日本で8本くらいの入荷だったそうで、買えた人も極わずか。店員さんも、チラッと時計は見た程度だったといいます。

他のお客さんもいないこともあり結構な時間、話し込んでしまいました。

その話の中で、ダンディーな店員さんの一番のお気に入り時計を見せてくれました。またこの時計については、別にご紹介したいと思います。やっぱり店員さんとの会話で、一気に引き込まれるブランドってありますね。ショパール、今まで以上に好きになりました。

そして銀座で行きたかった店の最後は、ここ THE HOUR GLASS さん。

この銀座ならではの、最高級時計ブランドが一堂に入ったフロアは圧巻です。パテックオーデマピゲヴァシュロンランゲなど雲上と呼ばれるブランドが詰まっています。でも今回ここに寄ったのは、このブランドの時計を見たかったからです。

ローラン・フェリエです。何度か紹介したことがありますが、ローラン・フェリエパテックフィリップに30年以上働いていた時計師が立ち上げたブランドです。その繊細な時計作りは世界的に認められており、スイスウォッチグランプリでも常連となるほどノミネートされています。

今回は、「日本でローラン・フェリエを初めて売った」という販売員さんにたくさんのことを教わりました。

このモデルは、ガレ マイクロローター “モントレ・エコール” といって、2017年のモデル。年間に2000本も作らないと言われています。ランゲでも6000本とか。もう、これなんて仕上げなんかは完璧です。驚くほど美しい時計です。

思わず横に立っている綺麗な女性店員さんに言う。「ええなぁ、毎日この時計観れるやろ?」と。本心です。これ、毎日眺めていたいほど、隅々まで綺麗な時計でした。ただ、6,820,000円(税込)という、全然可愛くない値段でした。

こうして見たかった時計を現地で見ると、一店舗に1時間以上ステイしてしまっている。これは時間がナンボあっても足りない。しかも朝のパンから何も食べてない。ロレックスパトロールと並行しているので、このまま食べる時間が取れそうもない。

食事もとらず時間がないので、銀座から急いで中野へ。まずはここへ向かいます。

並行店の THE WATCH COMPANY です。店内には所狭しと数々の時計が並んでいます。最近はタグホイヤースマートウォッチなども結構売れるそうだ。ロレックスも豊富に置いてあった。ここにあるだけではなく、在庫がまだあると聞いてビックリしたが、ネットでは在庫も含めてすべて見れるというので、興味ある方はネットで探すのが一番いいかも知れません。

もちろん中野ブロードウェイにも入ります。

ここでも何度か買ったことのある かめ吉 さんです。ちょっと欲しいモデルがあったので、実物をみせてもらいました。やっぱりいいなぁ・・・でも買えないなぁ・・・と、モジモジしながら店を出る。

これだけ時計を見ながら、今の時間を全く把握していない。時計をみると18:20バナナジューストーキョーに間に合わない!中野サンモールを疾走するオサーン。また閉まっちゃうじゃねーか!

東京駅まで戻ってきて、八重洲地下を通ると腹も減ってクタクタ。

何だよ、このアルファベットのYから始まる牛丼で有名な店は。いちいちスタイリッシュにするんぢゃねーよ!

と少し前に話題になった人のような独り言を叫びながら、愛しのバナナ姫に会うために走るオサーンであった。

つづく