GRAND SEIKO Sport GMT Hi-Beat Ref. SBGJ239 / SBGJ237
- 2020.06.28
- グランドセイコー 国産ブランド
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GMT機能付き腕時計は、腕時計の機構の中でも最も実用的な機能の一つなのは言うまでもないと思います。国境を超えて仕事に旅行をすることは、今や普段の生活の一部となっている人も多いかと思います。
グランドセイコーの数多いラインナップにも、当然、GMT機能付きモデルは多く存在します。
しかし今回発表した Ref. SBGJ239 / SBGJ237 は、他社ブランドに強烈なライバルのいる “スポーツモデル” のカテゴリーに満を持して投入してきました。
とはいうものの、実際は既にスポーツモデルのカテゴリーには多くのモデルを輩出済みです。いわば、「兄弟モデル」と言えると思います。しかし大きな違いがあります。それは心臓部が機械式ハイビートとして誕生したことです。
SPRING DRIVE GMT SPORT Ref. SBGE248
Ref. SBGE215(左) Ref. SBGE201(右)
上のモデル達は、スプリングドライブを搭載したモデルとなっており、メカニカルウォッチを愛する者にとって今回のRef. SBGJ239 / SBGJ237は、物欲を掻き立てられるモデルということです。
シースルーバックではありませんが、このグランドセイコーの獅子が付いているケースバックはなかなか好きなところでもあります。
まず、SBGJ239はブラック×ホワイトのツートーンベゼルに、深いグリーンカラーダイヤルというのが特徴です。ストラップは、クロコダイルで、シックな印象を与えます。
SBGJ239
そしてSBGJ237は、ブルー×ホワイトのベゼルにミッドナイトブルーのダイヤル。プッシュボタンクラスプのステンレスブレスレットという組み合わせである。
SBGJ237
デザインなんかもかなり恰好いい作りで魅力的なんですが、実際にはサイズの問題があります。先行してアメリカでは既にリリースされているようですが、SBGJ237 / SBGJ239 のケースサイズが44.2mmで、厚さが14.4mm となっている。わざわざリュウズを4時位置にずらしている所を見ると、グランドセイコーも大きいと感じていることなのでしょう。
実際、ロレックスのプロフェッショナルモデルでも、シードゥエラー・ディープシーのケースサイズが44mmです。これを考えると、私のような貧相な体系の人間には似合わないと判断せざるを得ません。デザインは大好きなんですけど・・・
となれば、やはり海外では人気が出るモデルでしょうね。
夜光ですが、午前を表す部分は下地の夜光が光り、午後(夜)を表す部分は数字が光るようになっており、この夜光の光り方はかなり恰好いいですね。
やっぱ大きさ関係なしにこのモデルは欲しいですね。恰好いいや、コレッ!
スペック / 価格
型番(Ref.) | SBGJ237 / SBGJ239 |
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ケース素材 | ステンレス |
ケースサイズ | 横 44.2mm × 厚さ 14.4mm |
ムーブメント | メカニカル 自動巻(手巻つき)Cal. 9S86 |
駆動時間 | 最大巻上時約55時間持続 |
精度 | 静的精度:平均日差+5秒~-3秒 |
防水 | 日常生活用強化防水(20気圧) |
その他 |
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価格 | SBGJ237 : 792,000円 (税込)2020年7月10日発売予定 SBGJ239 : 770,000円 (税込) |
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