Grand Seiko SBGH001 Mechanical Hi-Beat 36000

オススメ度★★★★☆

時計界では「もの作り日本」の代表格、グランドセイコー。そんなグランドセイコーで今は世界から一歩も二歩もリードしている正確な時を刻む時計が、スプリングドライブ搭載のモデルである。機械式時計と電池式時計を融合させるという、これまでの常識を打ち破るアイデアで、世界から評価されている。しかし今回紹介するのは、グランドセイコーではあるが、機械式時計である。グランドセイコーの技術者たちが作り出す機械式時計。それだけで、信頼があると感じるのは、オサーンだけではないはずである。
SBGH001というモデルを紹介するのだが、SBGH013でもSBGH005など、“9s85”というムーブメントを使っているモデルをひっくるめて推奨する。機械式時計というのは、どうしても日差が出る。もちろん、この“9s85”搭載のモデルも日差はある。しかし、他のブランドとは比べ物にならないほど正確である(少しオサーンの日本贔屓入り)。そこに、「日本人技術者の意地」のようなものを感じる。正直オサーンは、機械式時計に関してそれほどの正確性を求めない。「その時計を身に着けている」という満足感を味わいたいタイプである。正確性は優先順位がトップではないのだ。だが、このモデルは「シンプルの極み」といって良いくらいシンプルであり、かつ裏スケルトンから見える美しいムーブメントの「隠れたエレガントさ」が優れていると思う。何かそこには、オーナーのみが楽しめる「GS技術者の技」を付け加えてくれている時計なのかなぁ、と感じる。
ここまで“GS Mechanical Hi-Beat”をベタ褒めしていたが、オサーンが好まないこともある。それは技術的なことや時計についてではない。どうも好きになれない販売戦略。それは、「限定モデル」である。なぜ、「定番モデル」にしてくれないのだろう。もちろん「定番モデル」も存在する。しかし、「限定モデル」と記載したモデルの方がGSの現行モデルには多いように思う。せめて数年に一度、「限定モデル」を出す販売戦略にしてもらいたい。
※これは、オサーンが「限定」に弱いからである・・・

将来性

グランドセイコーの現行モデルからプレミアを狙って買うのは少し難しい。何せ上にも記載したが「限定モデル」のオンパレードである。ここは素直に日本の技術を肌で感じるという意味も込めて、仕事で使う方が賢明であろう。海外の時計マニアの間では、「なぜ日本人はロレックスを買うのか」と不思議に思っている人が多いことにもオサーンは驚いた。彼らはGSのみならず、シチズンの機械式時計なども高評価している。基本的に日本の時計メーカーは自社でムーブメントを作成するマニュファクチュールである。そんな立派なメーカーを買わずして海外ブランドへ目をやるのが理解できないようである。やはりそんな意見をインターネットなどで見ると、誇らしく思う。

価格帯

定価669,600円。買取などに出すと、値段がそれほど付かない。それは、需要と供給という大前提があるのだが、かなり買い叩かれる感じがする。曰く、「この価格レンジの時計を買うなら、ロレックスを買う人が多い、うんぬんかんぬん~」。全く時計の方向性というかステージが違うのに比べられても・・・なんて思うが、現実を見る目も必要である。そう、買取は20万円台であろう。中古で買おうとすると、40万円辺りなのだが。しかしGSの時計は、GSマスターショップで買いたいのはオサーンだけだろうか。

スペック

Brand Grand Seiko
ブランド

グランドセイコー

商品名

9Sメカニカル ハイビート 36000

品番

SBGH001

ムーブメント 自動巻き(9S85)
ケース素材 ステンレススチール
ベルト ステンレススチール
防水 日常生活用強化防水(10気圧)
サイズ 40.2mm
その他特徴 静的精度:平均日差+5秒~-3秒
携帯精度(目安):日差+8秒~-1秒
グランドセイコーマスターショップ限定モデル