Grand Seiko エレガンスコレクション メカニカルハイビートGMT SBGJ249
2021年初めにリリースされたキャリバー 9SA5を搭載したステンレスモデルのSLGH005-白樺-は、日本だけでなく海外でもかなりの評判となっており、今やグランドセイコーの代表モデルとなっている。80時間パワーリザーブを実現した新型キャリバーは、その性能の高さをまざまざと見せつけ、繊細なダイヤルデザインは多くの人を魅了しています。
岩手県雫石町のグランドセイコースタジオ 雫石の近くには日本有数の白樺の林があり、そこからインスピレーションを得て作られた美しいシルバーに白樺の樹皮の凹凸がイメージされています。
そしてさらにグランドセイコーは、日本の四季を表したエレガンスコレクション4モデルを発表。その中でもこのメカニカルハイビートGMT SBGJ249のデザインは目を引きます。
一瞬、「白樺?」と思わせるダイヤルの凹凸。よく見ると横向きに凹凸がある。何だろう?「横樺?」なんて思っていましたが、そんな言葉は聞いたことがない。どうやらこれは、「梅雨が明け本格的な夏の到来を感じる小暑」をイメージしたそうです。ブランドの説明にはこうあります。
二十四節気。1年を24等分して、季節の微妙な移ろいを日々の暮らしに取り入れてきた日本。そこから着想を得て、ダイヤルで一つの節気を美しく表現したGMTウオッチです。
梅雨が明け本格的な夏の到来を感じる小暑。
初夏の太陽のもと、爽やかな風で湖や池が揺らめく。梅雨明けに吹く「白南風(しらはえ)」によって起こる絶え間ないさざ波のイメージをダイヤルデザインに落とし込みました。「さざ波」のようなダイヤルパターンと10振動のハイビートムーブメントが生み出す力強い秒針の動きが響き合うモデルです。
Grand Seiko HPより
そうなんです。風によって起こるさざ波から着想を得ているんです。横樺ではないんです。
冒頭でも触れた通り、四季をイメージしたモデルを発表したということで、他にも3モデルあります。
また他の3モデルはいつか紹介できればと思いますが、やっぱりこのモデルが一番目を引いたんです。
とうとう掴んだんですよ、グランドセイコーは。「これ系のダイヤルデザインはイケる!」と。予想では、今後様々な色のこういったダイヤルパターンが登場するのではないかと思っています。
本当に僕はコレ気に入っているんですが、どこの時計関係のメディアを見ても、「白樺」と似てるとは書いてない。初見で絶対にそう思ったはずなのに。GSサイドから「似てるとか言わないで」ってお達しが出ているのか、不自然なくらい言わない。横樺ぢゃん、コレ!だからって悪いわけじゃないから、そう言ったらいいのになぁ。白南風(しらはえ)って初めて聞く単語だし。僕は凄く好きです。ちょっと分厚いけど・・・
ケースサイズ | 横 39.5mm × 厚さ 14.1mm |
素材 | ステンレススチール |
ムーブメント | 9S86 |
駆動方式 | メカニカル自動巻き |
パワーリザーブ | 55時間 |
防水 | 日常生活防水 |
耐磁性 | あり |
重さ | 150g |
その他 |
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ブレスレット | ワンプッシュ三つ折れ方式 |
価格 | 814,000 円(税込み) |
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