CHOPARD Mille Miglia Lab One Concept Watch Ref.168599-3001

一瞬、ハイエンドブランドであるリシャール・ミルか、それともウブロか、ウルベルクではないか?この攻めたスポーティなモデルをどこのブランドが作ったのかは、全くわかりませんでした。でもよく見るとなんと、

CHOPARD」と書いてある。全くイメージにない。ショパールがまさかこんなモデルを作る(作れる)とは思わなかった。

新しいトゥールビヨンのムーブメントと、未来的なフォルムの新しいケースを備えた「ミッレ ミリア ラボ ワン」は、ショパール初のコンセプトウォッチです。洗練をきわめる技術とイノベーションを追求して生まれたこのショパール初の自動巻きトゥールビヨンクロノメーターは、熾烈な競争を戦うレーシングカーのエスプリを漂わせるデザイン。あらゆる意味でマニュファクチュールの限界を押し広げるこの作品は20本限定で提供されます。現代的なブラックチタン製クッション型のケースに収められたこの作品は超軽量で卓越したエルゴノミクスと技術を誇り、特許取得済みの画期的なストップメカニズムのトゥールビヨンムーブメント(ショパール 04.03-M)と、同じく特許取得済みのインビジブルクラウンを採用しています。

とあるように、ショパールにとっても新たな挑戦であるこのモデルは、新たな一歩を踏み出したと受け止めています。

ショパールのオート・オルロジュリーの工房で一貫して開発・製造・組み立てが行われたキャリバー04.03-Mは、機械式自動巻きムーブメント。トゥールビヨン ムーブメントが60時間のパワーリザーブを確保するCOSC認定クロノメーターです。トゥールビヨン停止機構やケースに対して垂直に配置されたリューズなど、様々な特許取得技術を保持します。ディスクブレーキシステムから着想を得たトゥールビヨン キャリッジは、軸方向に配したレバーでブロックされており、リューズが引き出された時に作動します。このムーブメントは、トゥールビヨンとしては極めて稀な秒単位調整が可能です。キャリバーの特徴は、その「モーター」仕上げです。サテン仕上げが施されたオープンワークのトゥールビヨン ブリッジは、ダブルバーのような形状になっています。485点の部品が構成するキャリバー04.03-Mは、現存するムーブメントの中で最も複雑なもののひとつです。

このモデルは近未来的ですが、ショパールのクラシック レーシング コレクションは、カール-フリードリッヒ・ショイフレ(ショパール共同社長)の情熱から生まれた、自動車エンジニアリングと機械式時計製造の架け橋といわれています。

家族経営であるショパールの社長を務めるカール-フリードリッヒ・ショイフレは、メンズコレクション担当で、1980年代にはスポーツウォッチの開発、1990年代にはL.U.C ムーブメントの製作拠点であるフルリエのショパール マニュファクチュールの設立に取り組みました。

ちなみにモデル名の「ミッレ ミリア」とは・・・

名高いクラシックカーレース「ミッレ ミリア」は、愛好家が「a corsa piu bella del mondo(世界一美しいレース)」と呼ぶように、間違いなく世界で最も素晴らしいカーレースです。メゾン ショパールは1988年から今日に至るまで、カーレースのラリーにインスパイアされたタイムレスなモデルを展開しています。レトロなアクセントが添えられたこの上なくスポーティーなスタイルが特徴的です。

ということで、「ミッレ ミリア」とはレース名なんですね。

いや、それにしても最高級のタイムピースの誕生ですね。限定数20本という普通では手に入るモデルではないですが、いつかこの目で見てみたいですが、かなり難しそうですね。

ケース径 46mm
ケース素材 チタン
ケースバック サファイヤクリスタル シースルー
ダイヤル 部分的オープンワーク マットブラック
モーターから着想を得たエナメル仕上げ
ホワイトの転写
スーパールミノバが湿布されたアラビア数字
防水 50m
ムーブメント L.U.C 04.03-L
振動数 4Hz(28,800/h)
パワーリザーブ 約60時間
機能

スモールセコンド
パワーリザーブ
トゥールビヨン
石数 29
認定 認定クロノメーター COSC
限定 20本
ストラップ ブラックカーボン
チタンフォールディングクラスプ
価格 14,740,000円(税抜)