CHOPARD L.U.C Skull One Ref.168592-3004
「スカル」というネーミング通り、ダイヤルにデザインされている骸骨。なんとも不気味なデザインなんですが、どことなく “ロック” というか、”ヘビーメタル” な感じもします。
ショパールは、メキシコのカラベラを纏(まと)った100本限定の「L.U.C スカル ワン」を披露し、「死者の日」にオマージュを捧げます。このモデルは、ゴールドカラーインデックスを配したラッカー仕上げのブラック文字盤、ビーズブラスト加工を施したDLCコーティングの40mmステンレススティール製ケース、ブラウンカラーのカーフスキンストラップといった、ダークカラーの美しいコンビネーションが特長です。この奇抜なデスマスクの下では、ショパール マニュファクチュールのアルチザンが手掛けた機械式自動巻きムーブメントL.U.C 96.53-Lが息衝いています。
という説明の通り、これはディア・デ・ムエルトス(Día de Muertos)というラテンアメリカ諸国における祝日の一つ、特にメキシコにおいて盛大な祝祭にインスパイアされて作られたモデルです。

メキシコでは2500-3000年前から、祖先のガイコツを身近に飾る習慣があった。また、死と生まれ変わりの象徴として、他者(多くの場合は敵)のガイコツもトロフィーの様に扱われていた。死者の日の祝祭は地域によって様々な形で生まれ伝承されてきました。

実はこのモデルだけではなく、ショパールは以前からこういったモデルを作ってきています。
2018年、サンタ・ムエルテという「死を擬人化した姿」で表現されメキシコの民俗カトリック主義における聖人、あるいは女神を文字盤に取り込んだ L.U.C Perpetual T Spirit of “La Santa Muerte” というモデルを発表しています。

この時計はパーペチュアルカレンダーも搭載し、ケースはかなり細かい装飾を施された特別モデル。価格も「要問合せ」となっており、相当な価格だと思われます。
今回の「スカル ワン」ですが、ことモデルのムーブメントが素晴らしい。ショパールのオート・オルロジュリーの工房で完全開発・製造・組立を行った機械式自動巻きムーブメントL.U.C 96.53-Lは、毎時28,800(4 Hz)振動。ショパールで考案されたツインテクノロジー(積載式二重香箱)が実現した、パワーリザーブ58時間を誇ります。3.3mmという薄さの面でも、このムーブメントは真の技術的偉業であるといえるでしょう。

確かに時計はかなり薄く作られています。これはかなりの技術ですね。

素材 | ステンレススティール |
風防 | 無販社コーティング サファイヤクリスタル |
ケースバック | シースルー |
防水 | 30m |
表示 | 時・分 |
ムーブメント | L.U.C 96.53-L |
巻き上げ | 自動巻き |
振動数 | 28,000/h(4Hz) |
石 | 27 |
ストラップ | ブラウン バレニアカーフスキン |
限定 | 100本 |
価格 | 1,120,000円(税抜き) |
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