CHOPARD Alpine Eagle XL Chrono

今やショパールの人気を背負って立つと言っても過言ではないモデル、アルパイン・イーグル。宝飾でも超一流の実力を誇るブランドでもあるショパールから待望のラグジュアリースポーツであるアルパイン・イーグルが発表されてから約1年。満を持して新たに発表されたのは、44mmフライバック一体型クロノグラフアルパイン・イーグル XL クロノです。

アルパイン・イーグルというモデルは、元々1980年代に作られていた St Moritz(サンモリッツ)というモデルを現代的に再解釈して生まれたモデルであり、サンバースト装飾を施したガルバニック加工ブルーまたはグレー真鍮製文字盤は、鷲の目の虹彩をイメージさせる作りです。

1980年代のサンモリッツの広告  

これまた、人気が出るんじゃないでしょうか。雲上の香り漂う上品なラグスポでありながら、ある程度、価格は抑えています。

文字盤のガルバニック加工は、最近、しばしば各ブランドが使っているのを見ますが、色味を上品にしているのはショパールらしいと思います。

スポーツシックな「アルパイン イーグル」コレクションが翼を広げ、44mmの新しいケースにフライバック機能を搭載したクロノグラフを初めて迎えます。アレッチブルー、またはアブソリュートブラックの文字盤を備えたルーセントスティールA223製および、アブソリュートブラックの文字盤にルーセントスティールA223とエシカルローズゴールドを組み合わせたコンビモデルという3つのバージョンを取り揃えます。一体型ブレスレットを採用した「アルパイン イーグル XL クロノ」は、同コレクションの全モデルと同様に、イーグルの力強さとアルプス山脈の美しさにインスピレーションを得ています。

という、ショパールの説明にあるように、今回は3モデルの登場です。

Ref. 298609-3001(左) Ref. 298609-3002(中央) Ref. 298609-6001(右)

ブルーダイヤルアレッチブルー)は王道ですね。人気となるでしょうが、このブラックピッチブラック)も、綺麗なんですよね。そして私のようなゴールド好きの為にも、エシカルローズゴールドのコンビモデルもあります。コンビモデルは、ブラックダイヤルのみとなっています。

パッと見たら、モノプッシャークロノグラフのようにも見えますが、リューズガードの上下にさりげなくプッシュボタンは配置されています。

さて、中の機械についてですが、搭載ムーブメントの Cal. Chopard 03.05-C フライバック機能を備える高機能なクロノグラフムーブメントであり、しっかりとCOSC認定クロノメーターも取得しています。

このあたりの技術は、流石です。フライバック機構を搭載しながら60時間のパワーリザーブです。

ブレスレットの作りも申し分がありません。しっかりとした仕上げです。

と、ここまで文句なしなのですが、一つだけ私が気になっているところがあるんです。これは私の目が肥えてしまっているせいでもあるので、ショパールを責めることはできませんが、シースルーバックから覗くムーブメントなんです。

宝飾も手掛けて素晴らしい技術のブランドなのですが、ちょっと寂しい感じがするんです・・・もう少し「魅せるムーブメント」って感じが欲しいんですよね・・・贅沢ですいません。逆にシースルーバックにしなくて、ケースバックに装飾してもいいと思いました。ホント、言いたいこと言ってすいません。

秒針の先を赤くしているのも視認性がいいし、オシャレで素敵ですよねぇ・・・

Ref.298609-3001
Ref.298609-3002
Ref.298609-6001
SS(アレッチブルー)
SS(ピッチブラック)
SS×RG(ピッチブラック)
ケース径 44mm
ケース厚 13.15mm
素材 ルーセント スティール A223
ルーセント スティール A223&18KエシカルRG
ダイヤル イーグルの虹彩から着想を得たガルヴァニック加工のアレッチブルーまたはピッチブラック
インデックス ロジウム仕上げのアプライドインデックス
夜光 グレード X1のスーパールミノバ®
防水 100m
キャリバー Chopard 03.05-C
機能 時・分・デイト
6時位置にスモールセコンド(ストップセコンド機能付き)
クロノグラフ
フライバック機能
パワーリザーブ 60時間
巻き上げ 自動巻き
振動数 2万8800振動/h
石数 45
クロノメーター COSC認定
価格 SSモデル:2,200,000円(税抜)
コンビモデル:3,070,000円(税抜)