【ロレックス】ここ最近、残念ながらディスコンしてしまったモデル

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ロレックスは、高級感と堅牢さの代名詞であり、時計史に残る象徴的なタイムピースを数多く生み出してきました。長年にわたり、多くのモデルは生産中止となり、愛好家やコレクターをその希少性と伝統で魅了し続けています。
これらの生産中止モデルは、ロレックスのデザイン、新たな技術を反映した、貴重な工芸品となることがよくあり、また有名著名人が愛用したことにより、多くのコレクターの目に焼き付いたこともあります。伝説的なスポーツウォッチからエレガントなドレスウォッチまで、ディスコンしたそれぞれのモデルは、クラフトマンシップとスタイルの時代を象徴するユニークなストーリーがあります。

そもそも「ディスコン」ってなんぞや?

ロレックスの時計がディスコンになるということは、その特定のモデルやリファレンスの生産を公式に停止したことを意味します。 つまり、ロレックスはその時計を製造したり、販売したりすることはなくなり、現行カタログからも削除されます。
生産中止になったモデルは、正規のロレックス販売店では入手できなっていきますが、中古品は二次流通市場で購入できることが多い。 しかし生産中止は、二次流通している時計の価格を大きく変化させる場合があります。
そのモデルのデザイン、仕様、機能は今後アップデートされることはなく、そのカテゴリーにおける新しい開発や改良は、異なるモデルまたはリファレンスで行われます。
しかし上記したように、製造中止になると、二次流通市場におけるその時計の魅力と価値が高まることがよくあります。コレクターや愛好家は、これらのモデルをロレックスの歴史における希少でユニークな作品とみなし、コレクションに加えるようとする人が多くいます。

では、どんなモデルが近年ディスコンしてしまったのか、僕の好みで見ていきます。

Cosmograph Daytona ‘ル マン’ Ref.126529LN

2023年にル・マン24時間レースの100周年を記念して発売されたデイトナ「ル・マン」は、白いサブダイヤルを持つユニークな黒のリバースパンダダイヤルで、赤い数字の「100」が入ったタキメータースケール付きの黒いセラクロムベゼル、そして40mmのホワイトゴールド製のオイスターケースとブレスレットが特徴でした。
新作発表時期ではない中途半端な時期に突然発表され、そして速攻、製造中止になってしまうという暴挙。デビュー直後から急速に注目を集めたモデルでした。欲しいですが、諦めました、はい。

Datejust パームモチーフ / フルーテッドモチーフ

これらの文字盤は2021年の発表当時、クラシックなロレックスのデイトジャストラインに革新的なひねりを加え、デイトジャストの系譜において記憶に残る存在としての地位を確立しました。

ところがどっこい、もうディスコンしてしまった。ミントグリーンの36mmのオイスタースチール、またはロレゾールケース、グリーンやシャンパンなどの色合いのパームモチーフのダイヤル、ダークロジウムやシルバーなどのトーン、そしてフルーテッド、ジェムセット、スムースのベゼルというバリエーションのこれらのモデルは、その個性的な美しさ、自然との象徴的なつながり、そして質感重視のデザインから、コレクターや愛好家から今もなお高い人気を誇っています。

グリーンのパームモチーフが手に入れられなかったのが凄く悔しいです。

Yacht-Master II

2007年に発売されたヨットマスターIIは、ヨットマスターよりも大きく、大迫力なモデルで、レガッタレースやヨット愛好家に向けて設計されました。リングコマンド機能付きのブルーセラミックベゼル、レガッタクロノグラフ、大型の44mmオイスターケースなど、ヨットスポーツとしての素晴らしい機能を誇っていました。オイスタースチール、ロレゾール、ゴールド無垢のバリエーションがありました。ロレックスは、その前身であるヨットマスターに注力するために、ヨットマスターIIを生産中止にしましたと言われています。

千鳥ののぶさんがSSのヨットマスターIIを長らく愛用されているのをよくテレビで見ますね。

Sea-Dweller Deepsea

ロレックス ディープシーは、深海へ潜るためのパワフルな超深度対応ダイバーズウォッチで、頑丈な大型ケースと、深海の強烈な水圧に耐えうる防水性を備えています。

そのため、ロレックスは文字盤に「SEA-DWELLER」と表記された従来のモデルをすべて生産中止にすることで、ディープシーを「シードゥエラーコレクション」から独立させることにしました。ステンレススチールのディープシー Ref.136660のリファレンス番号は変更されていませんが、ジェームズ・キャメロンのDブルーのグラデーションダイヤルやクラシックなブラックダイヤルを含む、2024年以降に製造される全てのモデルの文字盤には “SEA-DWELLER” 表記はなくなり、「DEEPSEA」と表記されます。

スミマセン、僕はこれに関しては どっちでもいい そこまでこだわりはないです。


というわけで、2024年にディスコンしているモデルについて振り返ってみました。やはり自由に使えるお金もそうですが、店舗で希望を伝えるのもアレやコレや言いにくいってのもあって、購入を後回しにしていたパームモチーフダイヤルがディスコンした時はショックでした。
また数か月にはディスコンが出てくる時期になりますね。

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