《オークション》ロレックス スペースドゥエラー Ref. 1016 が登場しますよ

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ロレックスのモデル名で、シードゥエラーやスカイドゥエラーなどの “ドゥエラー系” がありますが、その昔、僅かではあるけれども存在した “スペースドゥエラー” というモデルがこの度、オークションに登場します。

画像を見れば、「?」となるのですが、これは約25年という長期間製造されていたエクスプローラーI Ref. 1016 です。そもそも、ドゥエラー(dweller)というのは、”住人” という意味の単語。深海に対応したモデルがシードゥエラーであり、アニュアルカレンダーと第二時間帯を表示できる世界中を飛び回る人達に向けて作られたのがスカイドゥエラー。

それを考えると、”宇宙の住人” という意味になるスペースドゥエラーは、ちょっと意味不明です。ロレックスを古くから好きな方はご存じでしょうが、このモデルは1960年代後半あたりに日本市場へ向けて作られています。作るというか、当時のエクIの文字盤上の “EXPLORER” のプリントを書き換えたモノですが、ロレックスが書き換えて日本市場に投入したというところが重要なんです。誰かが手を加えたリダン文字盤ではないということが重要ですからね。

エクスプローラー1 Ref. 1016

そんなスペースドゥエラーですが、市場へは極わずかしか流通していません。当時、全然売れなかったからでしょうね。そんな希少なロレックス「スペースドゥエラー」が、12月に開催されるフィリップスの “The New York Watch Auction : NINE” に出品されます。ロレックスは、月へのミッションでNASAの宇宙飛行士に時計を提供するということをオメガによって失いました。しかし、1963年にマーキュリー計画の宇宙飛行士が日本を訪れたのを機に、一気に日本では宇宙ブームが訪れます。ロレックスは当時の宇宙ブーム真っ只中の日本に向けて「チャーンス!」とばかり、スペースドゥエラーというネーミングで投入。エクスプローラーIを上手いこと “スペースドゥエラー” と名付けるという せこい手 作戦に出ます。何本作られたかは不明ですが、少しだけ様子見程度に投入したと思われます。そして今回のオークションでは5万ドルから10万ドルの値が付くと予想されています。

光沢のあるブラックの文字盤と36mmのステンレススチールケース。針とインデックスには夜光塗料が施されています。ディスプレイには、異世界のインスピレーションを感じさせる “Space-Dweller” というテキストが中央上部に。時計専門家らは、ロレックスがこの時計を日本市場向けに数量限定で製造したと認識しています。

1970年には日本の発展に大きく影響を与えた、大阪万博が開催されました。

あの「月の石」を始め、宇宙に関することが大きく取り沙汰されたこの時代、もしスペースドゥエラーが一定の人気を博すことがあったなら、今頃はスペースドゥエラーもスポロレの人気モデルとしてラインナップされていたかもしれませんね。

Antiquorum 2008

オークションハウス アンティコルムにて2008年に出品された個体は、48,000USドル(当時のレートで約495万円)で落札されています。その時から15年の月日が経ち、今回は恐らく1,000USドル(約1,500万円)を超えてくるのではないでしょうか。

ご興味のある方、どうでしょうか?

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