BELL & ROSS BR 03-92 レッド レーダー セラミック BR0392-RRDR-CE/SRB

機械式時計のブランドは数多くあり、その多くが数十万円~数百万円と幅が広い。しかし100万円までの価格帯を中心に勝負しているブランドが80%~90%ではないでしょうか。

そうなれば、熾烈な顧客争奪戦となるのは当然で、各ブランドはその “個性”“こだわり” を問われることになる。そのなかでも、特徴を色濃く出しているブランドの1つに、Bell & Ross がある。

スクエアケースのモデルが多くラインナップしており、一目で Bell & Ross とわかるほど、時計を見るだけでそのデザインは印象付けられています。

2011年バーゼルワールドBell & Ross が発表した世界限定999本というレッドレーダーは話題となり人気モデルの1つとなりました。

 2011 Bell & Ross BR 01 Red Radar

本物のレーダーの如く面白いデザインなのですが、あれから10年、再び登場させたのがこの BR-03-92 レッド レーダー です。

ヒコーキ ブンブーン!

今度は2機の飛行機がブ~ンと飛んでます。ブランド説明では、こう書いてあります。

2011年のリリース当時、名品レッド・レーダーは脚光を浴びました。型破りなデザインは、航空機レーダーに酷似しており、驚きと豪華さが同居していました。そのグラフィックは、レーダースクリーンをビームマークがスキャンする様子を見事に再現。文字盤を覆う真っ赤なクリスタルが航空計器を想起させます。今年、この時計界のUFOが再来します。最新モデルBR 03-92 Red Radar Ceramicのスタイルも変わらず現代的です。このディスプレーは航空機のコントロールレーダーを再考し、伝統的な時計製造法を打ち破りました。時間は、回転するディスク表示システムとアナログ針の組み合わせで読み取ることができます。文字盤は、レッドのサファイアクリスタルで覆われています。Bell & Rossは、恒常的に革新性と機能性を追い求めてきました。この画期的でアヴァンギャルドな新作BR 03-92 Red Radar Ceramicは完璧にこの精神を体現しています。このタイムピースは、時計製造とデザインの卓越性を組み合わせたものです。現代的で洗練されたこのモデルは、伝統的な時計の愛好家も、最先端デザインのファンも、航空マニアも同様に魅了するでしょう。

Bell & Ross HPより

一見、デジタルっぽい時計なんですが、もちろん機械式時計。ムーブメントセリタ製のムーブメントをベースとし、「分」を表すディスク、「時」を表すディスクを取りつけるディスクシステムを採用しています。

一風変わったデザインの時計を探している人には面白くていいかも知れない。飛行機マニアというよりは、管制官にあこがれていた人がニヤニヤしながら着けるのもいいかも知れない。機械式時計を初めて買う1本目には絶対向いてないことは書かなくてもわかる。

ケース径 42mm
ケース素材 ブラックセラミック
防水 100m
ムーブメント BR-CAL.302 (Sellita SW300)
振動数 28,800/h(4Hz)
巻き上げ 自動巻き
パワーリザーブ 38時間
ダイヤル
  • 分表示用センター ディスク
  • レッドの小さな飛行機のモチーフが付いた時表示用アウター ディスク
  • レッド ペイント仕上げの秒針
風防 反射防止サファイアクリスタル
(レッド ペイント仕上げの数字とインデックス)
ストラップ ブラック ラバー
ブラックのヘビーデューティー仕様シンセティックファブリック
限定 世界限定999本
価格 495,000円(税込み)