AUDEMARS PIGUET Royal Oak Selfwinding Flying Tourbillon 41 mm
- 2020.11.22
- オーデマ・ピゲ 海外ブランド
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買えないとは分かっていても、憧れてしまいます。というより、買えるのか?誰が買うのか?買ったら見せて!恐らく実物を見ることも、私はなさそうな気がする。それぐらい特別な人が、選ばれた人が手にするモデルだと思います。
今回紹介するのは雲上ブランド オーデマピゲ から、ロイヤルオーク フライングトゥールビヨン です。
Ref. 26530ST.OO.1220ST.01 (ステンレス)
「エヴォルーティブ・タペストリー」模様と言われる、ロイヤルオーク トゥールビヨン に使われるこの美しいタペストリーダイヤルは、見るだけで背筋がゾクゾクします。
フライングトゥールビヨンとは、ガンギ車、アンクル、テンプといった時計の心臓部が収められたキャリッジ(籠)を支えるブリッジが前面に出ていないために、そのキャリッジが1分間に1回転する様子がまさに浮いて見えることからこう呼ばれる。
ドイツの時計師、アドルフ・ランゲの弟子であるモリッツ・グロスマンが1878年に設立したグラスヒュッテドイツ時計学校の技術講師だったアルフレッド・ヘルヴィグという人物が、“回転式歯車時計”と呼んだ片持ち式のトゥールビヨン(写真右側はその拡大模型)を開発。それまで両側にあったブリッジを省くことで、ムーヴメントを薄くした、言わばフライング・トゥールビヨンの生みの親。
完全にブリッジをなくしたものからブリッジを一本にしたもの、ブリッジを細くしパッと見ではわからないようにしたものなどブランドによって工夫がありますが、いずれもブリッジで支えられたキャリッジより均衡が崩れやすいため、難易度は格段に上。キャリッジ自体も軽量にしなくてはなりません。
そんな複雑機構のトップクラスの技術がないと難しいフライングトゥールビヨンを搭載しているとあって、やはり価格はかなり高い。HP上では、「要問合せ」となっている。恐らくステンレスモデルで、1,500万円はくだらないのではないだろうか。
ステンレスモデルだけではなく、今回、チタンモデル・ピンクゴールドモデルも同時発表されています。
Ref. 26530TI.OO.1220TI.01 (チタン)
チタン製モデルで使われているチタンは、グレード5と言われる素材で、ロイヤルオークで使用されること自体があまりなく、プラチナとの組み合わせで使われることがあります。かなり軽量のようです。
驚くべきことに、ロイヤルオークでお馴染みのタベストリーがダイヤルの模様として使われていない。このサンドブレスト加工されたスレートグレーのダイヤルは、すごく新鮮に見えます。
そしてこちらはピンクゴールド製モデルです。
Ref. 26530OR.OO.1220OR.01 (ピンクゴールド)
最後は色気たっぷりのピンクゴールドモデル。こちらはグレーのエヴォルーティブ・タペストリーダイヤルで、針、マーカー、トゥールビヨンケージ、ケースバックから見えるローターなども、ゴールドがアクセントとなっています。
どれも素敵。今の人生も楽しいけど、こんなのを買える人生も歩みたい。こんなのを見ると、
「贅沢は敵だ!」
と嫉妬全開で叫びたくなる。
ケースサイズ | 41mm |
ケース厚 | 10.4mm |
素材 |
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風防・ケースバック | クリスタルサファイヤ |
防水 | 50m |
ムーブメント | Cal. 2950 |
機能 |
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巻き上げ | 自動巻き |
振動数 | 21,600/h (3Hz) |
パワーリザーブ | 65時間 |
ブレスレット | 各ケースと同素材 |
限定 | ブティック限定 |
価格(CHF=スイスフラン) | ステンレス – CHF129,000≒1,470万円 チタン – CHF129,000≒1,470万円 ピンクゴールド – CHF159,000≒1,800万円 |
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