AUDEMARS PIGUET Royal Oak “Jumbo” Extra-Thin Platinum Ref. 15202PT.OO.1240PT.01
- 2021.03.19
- オーデマ・ピゲ 海外ブランド
- 15202PT, 39mm, AudemarsPiguet, extrathin, green, greendial, jumbo, platinum, royaloak, エクストラシン, オーデマピゲ, グリーン, ジャンボ, プラチナ, ロイヤルオーク
やべぇモデルが発表されました。と言っても、元々手の届くような代物ではないのですが、設定されている定価などとは無関係に市場価格がスカイロケットすること間違いなさそうなモデルです。
私は正直言って、ロイヤルオークに “ぞっこんLOVE” ではありません 。なぜなら、一目見て「カッコイイ」からです。当然ながら他のブランドもロイヤルオークの匂いのするデザインを真似しちゃいます。今となっては万人が認める “イケてるデザイン” なんです。
どのラインナップを見ても、非の打ち所がありません。でもなぜ惚れ込まないのかというと、私は目の前に佐々木希さんがいても、隣にいる友近さんを狙うタイプなんです。一癖、二癖ある方が好きだったりします。
私の性格は置いといて、そんな私でもこのスモークドグリーンダイヤルは放っておけない、反則だ!イリーガルだ!
さて、このモデルですがフルプラチナモデルとなっています。当然、お値段の方も高くなっていますがこのダイヤルカラーを見てもらえればおわかりかと思いますが、外周に向かって濃くグラデーションしています。ロレックスでもデイデイトでかなりの人気となっている、いわゆる “オンブレダイヤル” です。
また今度ご紹介しますが、2021年のロイヤルオークはグリーン祭りとなっています。しかしこのスモークドグリーンはエクストラシン・プラチナにしか使われていません。
さて、ロイヤルオークのエクストラシンというとちょっとやそっとじゃ手に入れることのできない大人気モデルです。レギュラーモデルとしては、2012年にロイヤルオーク40周年という節目に登場。39mmのケース径で8.1mmの薄さ。ステンレスモデルを始め、ローズゴールド、イエローゴールド、チタン×プラチナ or ホワイトゴールド という設定で登場しました。もう手が付けられないほど市場では価格が上昇しています。しかしフルプラチナモデルは、と言いますと、2000年にオーデマピゲ誕生125周年で作られた Ref. 14802PT というモデルが存在しています。
images by Sotheby’s
このモデル Ref. 14802PT は当初、125周年にちなんで125本限定でリリースされる予定だったと言います。しかしアニバーサリーモデルということで装飾が施されると価格が相当上がってしまうという販売に関する懸念があったようで、結局シンプルな装飾されないムーブメントを搭載して8本のみ、世に出回りました。ということは、激レアモデルなんです!上の画像は、2010年にサザビーズのオークションに出品されたその1本です。落札価格は CHF33,750(約290万円 ※1スイスフラン≒85円換算 2010当時)だったということで、今ならヨダレを出して飛びつく価格です。他には、ロイヤルオーク20周年として1992年にサーモンピンクダイヤルの Ref.14802PT も登場しています。
プラチナモデルは10本ほど製造されましたが、これまた激レアとなっています。それでも10年前ぐらいには、300万円ほどで手に入ったようです。
2018年には250本ブティック限定の Ref. 15202IP が発表されましたが、こちらはプラチナケース×チタンブレスレットという組み合わせでした。しかしこの時に使われたダイヤルカラーは、タベストリーのスモークドブルーでした。
他、オーデマピゲと言えば日本ではヨシダさんですが、そのヨシダさんが2020年にジャパンブティック限定で70本ほどリリースしたのが、Ref. 15206PT.OO.1240PT.01 というフルプラチナモデル。
これは、ブラックオニキスダイヤルにダイヤモンドインデックスという豪華な仕様。数本が市場に流れているのが確認できます。コチラ→① ② ③ これらを見ると定価が約1,400万円だったので価格が1,000万円ぐらい上がっています。
ここまで見るとフルプラチナモデルというのは、今まで激レアモデルしか存在していないということで、今回のスモークドグリーンダイヤルにも要注目なんです。しかし安心してください!今回はレギュラーモデルです。
レギュラーモデルなので、限定ではないっちゅーことです・・・が、喜んでいるバヤイやありません。これって結局私のような弱小パンピーには見ることもないモデルですよ。やっぱり、激レアには変わりありませんね。
images by MONOCHROME
ロイヤルオーク全般に言えますが、このインテグラルブレスレットは超絶優れているので、フィット感が凄まじいものがあります。比較すると、ステンレスモデルよりもプラチナモデルは250gも重くなっています。これを腕へのフィット感でほど良い重さに変えてくれます。このバランスが、さすがオーデマピゲです。
images by MONOCHROME
ケースバックから眺めるムーブメントは、所有者の満足度を高めてくれること、間違いなしですね。
やっぱりブルーと共にグリーンも特別なダイヤルカラーとして定着していくのかも知れませんね。
ケース径 | 39mm |
ケース厚 | 8.1mm |
素材 | プラチナ950 |
防水 | 50m |
文字盤 | サンレイ スモークドグリーン ホワイトゴールド針・インデックス |
機能 | 時・分・デイト |
ムーブメント | Cal. 2121 |
石数 | 36石 |
振動数 | 19,800振動/時 2.75Hz |
パワーリザーブ | 40時間 |
ブレスレット | プラチナ950インテグラルブレスレット |
限定 | 限定ではないが2021年は100本 |
価格 | CHF 90,150(税抜き)≒10,600,000円 |
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