AUDEMARS PIGUET [Re] master01 Chronograph Ref. 1533
- 2020.03.28
- オーデマ・ピゲ 海外ブランド
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旧SIHH(ジュネーブサロン)から脱退し、独自の新作発表をすることとなったオーデマ・ピゲ。そのAPから2020年最初の新作が発表されました。
それはもう、素敵なモデルが【再】登場します。これは1940年代にリリースされた Ref. 1533 の現代版リマスターモデルです。それは知る人ぞ知る「名モデル」です。
まずはじめに、Ref. 1533 とはどのようなモデルだったのでしょうか。
実を言うと、普通に市場に出回るようなモデルではなく、元々、僅か9本しか製造されていない “超” レアモデルでした。中でもピンクゴールド×ステンレスのモデルは3本だけと言われています。と言うののも、APだけでなくクロノグラフは複雑機構であり、その当時に製造されたクロノグラフ自体が少なく、この Ref.1533 も2015年のオークション(フィリップス)では、約3500万円で落札されています。
そのピンクゴールドのケースにプックリとしたティアドロップ型のステンレス製ラグ、3カウンターで極めつけは “Audemars, Piguet & Co / Genève” という今では使われていない当時のロゴを12時位置にプリントするオリジナルモデルを再現。
オリジナルのムーブメントは バルジュー 13VZAH という手巻きでしたが、今回搭載されるムーブメントはAP製自動巻きCal.4409 が使われています。
バルジュー 13VZAH
バルジュー社の名キャリバー、カッコイイですね。そして下はAP自社製キャリバーです。
Cal.4409
このCal.4409は、”CODE11.59” のために約5年という開発期間を要したAP渾身のキャリバーであり、性能面では折り紙付きです。
オリジナルとの違いは、このメカの性質上、カウンター位置が入れ替わっているところです。
オリジナルのRef.1533
新作 リ・マスター01 クロノグラフ
新しいリマスターモデルは、下(6時位置)にスモールセコンド・右(3時位置)に12時間積算計・左(9時位置)に30分積算計がそれぞれセットされています。
もうこれは芸術品です。かなり購入には高いハードルがあるかと思われます。
日本円での定価設定が未定ですが、550万円〜600万円近くになりそうですね。
6,105,000円です!チャンスのある方、これは「買い」モデルだと思いますよ。
モデル | オーデマ・ピゲ リ・マスター01 クロノグラフ Audemars Piguet [Re] master01 Chronograph |
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型番(Ref.) | 26595SR.OO.A032VE.01 |
ムーブメント | 自社製自動巻 キャリバー 4409 |
パワーリザーブ | 70時間 |
機能 | 時、分、クロノグラフ |
ケース径 | 40mm |
ケース素材 | ステンレススティール&18Kピンクゴールド |
ダイヤル | イエローゴールド |
ストラップ | ライトブラウン カーフスキンストラップ&ダークブラウン アリゲーターストラップ |
限定 | 限定500本 |
価格 | 6,105,000円、CHF 49,500、$53,100 |
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