AUDEMARS PIGUET [Re] master01 Chronograph Ref. 1533

SIHHジュネーブサロン)から脱退し、独自の新作発表をすることとなったオーデマ・ピゲ。そのAPから2020年最初の新作が発表されました。

それはもう、素敵なモデルが【】登場します。これは1940年代にリリースされた Ref. 1533現代版リマスターモデルです。それは知る人ぞ知る「名モデル」です。

まずはじめに、Ref. 1533 とはどのようなモデルだったのでしょうか。

実を言うと、普通に市場に出回るようなモデルではなく、元々、僅か9本しか製造されていない “レアモデルでした。中でもピンクゴールド×ステンレスのモデルは3本だけと言われています。と言うののも、APだけでなくクロノグラフは複雑機構であり、その当時に製造されたクロノグラフ自体が少なく、この Ref.15332015年のオークション(フィリップス)では、約3500万円で落札されています。

そのピンクゴールドのケースにプックリとしたティアドロップ型のステンレス製ラグ3カウンターで極めつけは “Audemars, Piguet & Co / Genève” という今では使われていない当時のロゴを12時位置にプリントするオリジナルモデルを再現。

オリジナルのムーブメントは バルジュー 13VZAH という手巻きでしたが、今回搭載されるムーブメントはAP製自動巻きCal.4409 が使われています。

バルジュー 13VZAH

バルジュー社の名キャリバー、カッコイイですね。そして下はAP自社製キャリバーです。

Cal.4409

このCal.4409は、”CODE11.59” のために約5年という開発期間を要したAP渾身のキャリバーであり、性能面では折り紙付きです。

オリジナルとの違いは、このメカの性質上、カウンター位置が入れ替わっているところです。

オリジナルのRef.1533

新作 リ・マスター01 クロノグラフ

新しいリマスターモデルは、下(6時位置)にスモールセコンド・右(3時位置)に12時間積算計・左(9時位置)に30分積算計がそれぞれセットされています。

もうこれは芸術品です。かなり購入には高いハードルがあるかと思われます。

日本円での定価設定が未定ですが、550万円〜600万円近くになりそうですね。

6,105,000円です!チャンスのある方、これは「買い」モデルだと思いますよ。

モデル オーデマ・ピゲ リ・マスター01 クロノグラフ
Audemars Piguet [Re] master01 Chronograph
型番(Ref.) 26595SR.OO.A032VE.01
ムーブメント 自社製自動巻 キャリバー 4409
パワーリザーブ 70時間
機能 時、分、クロノグラフ
ケース径 40mm
ケース素材 ステンレススティール&18Kピンクゴールド
ダイヤル イエローゴールド
ストラップ ライトブラウン カーフスキンストラップ&ダークブラウン アリゲーターストラップ
限定 限定500本
価格 6,105,000円、CHF 49,500、$53,100