【2022新作】A. LANGE & SÖHNE オデュッセウス Ref.: 363.117
- 2022.04.03
- ランゲアンドゾーネ 時計情報局 海外ブランド
- 2022, 250本, alangeandsohne, newmodel, odysseus, titanium, オデュッセウス, チタン, ブティック限定, ランゲアンドゾーネ, 新作
Watches & Wonders が先日開催されまして、各ブランドから新作モデルがぞくぞくと登場している中で、私の愛するランゲアンドゾーネも注目の新作が登場しました。そう、今となっては超入手困難モデルのオデュッセウスからチタン製モデルが出たんです!
見た目はステンレスのオデュッセウスでダイアルはホワイトゴールドのオデュッセウスを足して割りやがったな感が出ています。そして薄いグレーと思っていましたがダイアルカラーですが、アイスブルーという表記になっています。
SSモデル:約360万円 WGモデル:約440万円 チタンモデル:約700万円
ちょっと価格がバグっている感じですね。チタンでこの価格はちょっと~って感じてしまうんですが、今やランゲさんはパテックフィリップやオーデマピゲに続けとばかりに 殿様商売 人気ブランドとなってきています。この価格でも争奪戦となっています・・・と言いたいところなんですが、争奪戦にはなっておりません。理由は後ほど・・・
それにしても、美しいギョーシェ彫りのライン。ホワイトゴールド製のインデックスに沈み込むように彫られています。何だよ、この立体感は!目と下っ腹の肥えた私は心を奪われています。
何度も言いますが、グレーではなくアイスブルーのダイアルの真ん中部分はザラっとした表面に仕上がっておりまして、6時位置のスモールセコンドも中心はザラっと仕上げで外周はギョーシェ彫りになっています。本当に、憎たらしいほど私は好きなんです。
チタンの質感、いいですよね。軽くて強い素材ということでSSモデルに比べると、約43%も軽くなっているそうです。とは言いましても、たとえこれがプラチナで重くっても欲しいんですよ。ここまで来たら、重さとかどうでもいいですね。そしてバックル部分は、ブレスレットを閉じた状態でも最大7mmほどの調整が可能となっています。
ランゲのスポーツモデルとして君臨するオデュッセウスのムーブメントは、これまで同様自社製キャリバーL155.1 DATOMATICです。繊細かつ堅牢に作られている信頼性の高いムーブメントですね。
ということで、時計のデザインとして好みが結構分かれてしまうランゲアンドゾーネのオデュッセウスなんですが、何度も言うように私は好きなんです。ただ今回は見逃す方向です、いや、見逃さざるを得ないんです。冒頭でもお伝えしました通り、このモデルは争奪戦とはなっていません。ブティック限定250本とごく少量生産モデルということもあり、日本への入荷は1本あるかどうか・・・となっています。それもこれも、本国ドイツが管理しているブティックの顧客リスト上位からの優先権ということなので、日本へ来ることはほぼ0なのではないでしょうか。特に大阪にあるランゲブティックは現在、梅田と心斎橋。この両ブティックはまだ数年しか稼働していませんので、それほど販売実績事態が海外のブティックのようになく、可能性は全くありません。ということで、どれだけ頑張ってブティックへ行っても、買えるモデルではないという現実なんです。非常に残念ですが、欧州圏でのハイブランドの販売方法はこのような流れになっているのがスタンダードとなってきています。これは時計だけではなく、車などもそのようです。
諦めるしかない(涙)
ケース径 x ケース厚 | 40.5mm x 11.1mm |
ケース素材 | チタン |
ブレスレット素材 | チタン |
防水 | 120mm(12bar) |
ムーブメント | 自社製 Cal.L155.1 |
パワーリザーブ | 約50時間 |
振動数 | 28,800振動/時(4Hz) |
文字盤 | 真鍮製アイスブルー |
限定 | 250本(ブティック限定)ナンバー刻印入り |
価格 | 7,095,000円(税込み) |
リリース | 2022年6月~ |
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